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作:才式レイ

凛色煌めく忠士伝

日本から五〇〇km離れた、ある島国。 小さくも慎ましく、この国の人々は幸せに暮らしていました。その国はあまりにも小さい故に、他国に目を付けられたことはほとんどなかった。 一系の皇帝により統治されてきたその国は、約二千年前の建国以来、長い鎖国で平和を貪っていた。 『皇帝陛下がご存命である限り、安寧が続くのであろう』 愚かにも誰もがそう信じていた。 想像を絶する|夷狄《いてき》の技術。圧倒的な武力で街を蹂躙する戦車、そして恐るべき銃の前に、彼らの|平和《らくえん》が唐突に終わりを告げた。 あれから、五年間の月日が経った。 人々は圧政に苦しんでいると同時に、辛い現実から目を背けて『神』に縋るようになった。 古代国家の割には宗教色が希薄だったこの国でさえ、|夷狄《いてき》の手に落ちてから無視できないほど、それが強くなった。 皇国政府は反抗する|皇国民《どうほう》を容赦なく取り締まって、国民の心に恐怖と絶望を植えつける。 言論や報道の統制も進み、反攻の芽はあらかた刈り取られたかのように見える。 当たり前だったものが、次々と崩れていく毎日。 ――『敗者は、嬲られて当然』 いつしか誰もがそれを口にするようになった。 かつての誇りと自由があったことも忘れて。 ――そんな世界を舞台にしたフルダイブ型VRゲームの世界にのこのこと入ってきたのは、平々凡々な生活に疲れていた男、佐藤陽翔。 彼は、ある広告を切っ掛けに参加すると決意した。 『ゲームの世界に、入りませんか?』 そんな一文に心を奪われた彼は後先考えずに登録し、応募した。 自分が逃げ込んだ先は、更なるディストピアだということを知らずに――。 2月5日まで毎日更新を頑張ります。その後は改稿作業のため、更新を停止に致します。ご了承ください。 ☆この物語はフィクションです。実際の事件や団体、場所、個人ばどとは一切関係ありません。 ☆法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ☆この作品は「カクヨム」にも掲載しています。

更新:2023/2/2

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