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作:参谷しのぶ

【書籍化&コミカライズ】「お前を愛することはない」が口癖の皇帝陛下が、傷心令嬢に言いました「惚れた。全力でお前を愛していいか?」

★マッグガーデン・ノベルズ様より2月10日書籍発売 マクリーシュ王国のロレイン・コンプトン公爵令嬢は王太子エライアスから婚約破棄された。彼は男爵令嬢サラの虜になったのだ。 二人の結婚式に招待されたロレインは、出席を回避するためヴァルブランド帝国の後宮に向かう。 若き皇帝ジェサミンは、後宮に献上される美姫をことごとく追い返しているらしい。困り果てた重臣たちが、小国マクリーシュにも後宮入りを打診してきたのだ。 「お前を愛することはない」「予定通りですありがとうございますううっ!!」 ジェサミンから定番のお言葉を頂戴して、エライアスとサラの結婚式が終わった頃に帰国する予定だった。それなのにジェサミンは、なぜかロレインを手放したくないようで……? 「惚れた。全力でお前を愛していいか?」「こ、困ります!あーっ、勝手に仕返ししないでくださいいいいっ!!」 愛が重い皇帝に振り回され、気が付けばざまぁが完了してしまった傷心令嬢の物語です。 ★アルファポリス様、カクヨム様でも連載しています★

更新:2023/2/9

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作:???

君に捧げる花の名は、

────あたしを忘れないで、アキ 過去の失恋がトラウマとなり人を傷つけることを恐れる塩瀬晶は、星花女子学園で自分に自信が持てない同級生・川蝉弥斗と出逢い、様々な人の協力を経て友人関係を築いてゆく。人と深く関わることを怖がりながらも穏やかで誠実な弥斗と出会いともに過ごす中で、晶は彼女に対する自分の感情が友情ではなくなってしまったことに気付く。やがて自分のなかに生まれた恋愛感情に戸惑いつつも、次第に弥斗に惹かれてゆく晶。しかし恋愛感情を自覚した矢先、ある人物が彼女の日常に忍び寄って──── *** 熱い夏の風にのって、花の香りが鼻腔を擽った。目の前に呆然と立っている彼女は酷く悲しそうな顔をして、その表情に結局最後まで君を困らせることしか出来なかったななんて自嘲する。それでもこうでもしなければ君をますます傷つけるだけなんだなんて頭の中で呟いた自分の声が、やけに言い訳めいていた。 どうしてと夏の風に紛れて彼女の細く澄んだ声が聞こえた。この関係の始まりはボクだったのに終わらせるのもボクなのかなんて、どうにもならないことを考えてしまう。 ボクは「ごめんね」と呟いて彼女に向かって笑いかける。彼女の目に映る自分が酷い人間であるようにと願いながら、何度も何度も練習してやっと上手に言えるようになったその言葉をゆっくりと舌先にのせて出来るだけ冷たく聞こえるように呟いた。 「────ボクは、許されたらいけなかったんだ」 *** 主催:楠富つかさ様、星花女子プロジェクト 協力:星花女子学園、星花女子学園写真部、園芸部、空の宮市 キャラクター原案:桜ノ夜月(塩瀬晶)、今際ヨモ様(川蝉 弥斗様考案) 星花女子プロジェクト概要:架空都市S県空の宮市に建つ中高一貫型の私立女子校「私立星花女子学園」を舞台とする世界観共有日常系学園百合小説企画の第7期参加作品。11弾まで開催中(2021年8月現在) ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません ※不定期土曜更新(時々日曜更新)

更新:2023/4/8

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作:桜ノ宮天音

宝石の精霊術師 ~役立たずと追放された精霊術師は封印されていた闇精霊を蘇らせ最強に至る。契約したツンデレ美少女は今まで持て余していた才能を最大限引き出してくれる最高の相棒になってくれました~

精霊術師なのに契約精霊を持たないという致命的な欠陥を持つジルは、その欠陥故に肝心な時に使えない役立たずとパーティを追放されてしまう。 行く先々で野良の微精霊と仮契約を結び力を借りて何とか頑張ってきたが、精霊がいなければジルは力を持たない普通の人間と何ら変わりない。戦闘中に仮契約を失ったり、精霊のいない場所では無力だったりと迷惑をかけた結果見放されてしまったという訳だ。 だが、そんなジルの元に待ち望んだ運命の出会いが訪れた。 大昔に作られた属性の力が込められた宝石コアストーン。そのコアストーンを元にして人工的に生み出された宝石の名を冠する精霊達。 そのうちの一人、闇属性を司るルカ・アメジストの封印を解いたジルは、彼女に認められて精霊契約を結ぶことになる。 所持するコアストーンの属性をその身に宿すルカと、幅広い属性を高い水準で扱うことのできるジルの相性は抜群で二人の関係はどんどん縮まっていく。 しかし、ジルが得たのは契約したルカの力だけでなく、コアストーンに秘められた真の力を制御する腕輪。ルカとの契約の際に手にした腕輪はジルに更なる力をもたらした。 そんな念願の力を手に入れたジルだったが、闇精霊ルカと契約を結んだことで彼女達精霊と深く関わっていく事になり、人工精霊達の核である宝石――――コアストーンを巡る精霊達の争いに身を投じることになる。 「ルカ! 力を貸してくれ!」 「フン、せいぜい使いこなしなさい」 最強の相棒を手に入れた精霊術師と、最高の契約者を得たツンデレ闇精霊――――二人の宝石を巡る冒険はここから始まった。

更新:2022/9/5

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作:香居

【4月7日より】ありあけの月 暁編【改稿中】

いずれ〝源頼朝〟となる身であろうとも。 〝歴史〟と同じ道など、私は進まぬ。 ──久安三年(一一四七)四月八日。私は、源義朝(よしとも)が三男・鬼武者として産声を上げた。 武士として身を立てられている、父上や異母兄上方の官位は高くなかった。だが家族仲は良く、邸内にはいつも笑顔があふれていた。その幸せを純粋に享受できたのは、物心つく頃まで。 ……これは、本来この世界に在るものか……? ふとした疑問から始まった、出口の見えない疑念と葛藤の日々。それは、九歳の誕生日当夜まで続いた。 久寿二年(一一五五)四月八日。夢にて御神託をいただき、前世の魂が己とともに在ることを知る。 ひとつの体に、ふたつの魂。 違和感の正体はこれかと得心したが、新たな問題が生じる。前世の記憶に『保元の乱』と『平治の乱』があったためだ。家族の名が記された〝歴史〟しかも、死者として。  孤独だった前世の分まで、家族を大切にしたい。だが〝歴史〟と同じ道を進んでしまえば、翌年には『保元の乱』が、さらに四年後には『平治の乱』が起こってしまう。 家族を失わぬためには? 戦を起こさぬためには? 〝歴史〟と同じ道を進まぬためには? 童の身で何ができるのか。 「ありあけの月のように、生きてごらんなさい」 という御神託を胸に、大切な者たちを守るため、私は〝最善の道〟を模索していく── ◆こちらは、先行投稿して参りました『ありあけの月 小話集』の本編です。 ◆ルビや( )表記は補足説明が主です。読み飛ばされても問題ない仕様となっております。 ◆戦や人が亡くなるなどの描写がほんの少し詳細に書かれているお話には、題名に ※ をつけてあります。表現に気をつけておりますが、苦手な方はご注意ください。 この作品は、カクヨム様、ノベルアップ+様、エブリスタ様にも掲載してあります。 ©️ 香居

更新:2022/11/24

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作:戯言さん

聖女様は、お腐りになられました~聖女が作った聖水には媚薬の効果があったので、試しに推しCPに使わせてみた~

「マリア様、一つだけ頼みがあります。」 「この世界にBL本を持ってきてください。」 聖女の能力を宿しているらしい私は、異世界に召喚された。 しかし、この世界には、私以外にもう一人聖女がいる。 『マリア様』。 彼女はこの世界の聖女なのだか、何故か聖女としての能力が彼女に宿ることは無かった。 ある日、聖水を作ろうとすると、机の上に見たことの無い色の聖水が置いてあった。 どうやらそれは、マリア様が作った聖水らしい。 しかし、私が作ったものとは色が全然違う。 話を聞いてみると、マリア様の作った聖水には、どうやら異なる効果が付与されていて……。 興奮状態付与、体温上昇、機能上昇……。 え、これってもしかして、媚薬? この世界を守る騎士たちに、癒しと愛をお届けするため、聖女たちは今日も奮闘する。 ▶ムーンライトノベルズにてR18のスピンオフも載せてます。 https://novel18.syosetu.com/n4380ho/ ▶この作品は「カクヨム」にも掲載しています。

更新:2022/12/18

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