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作:農民A

ドラゴンズゲート~Dragons gate~

この世界が始めてドラゴンと関わりを持ったのは約200年も前の事。 ヨーロッパ付近で初めてその存在が確認され、多くの犠牲を払いながらもかろうじて捕獲に成功する。 その一体目の出現以降しばらくして、世界各地でドラゴンの目撃が 相次いで発生した事が各国の文献に記されており、ドラゴンの発生源はどの国でも共通で空間に亀裂のような裂け目から出現する事が確認されている。 世界はこれをドラゴンズゲートと呼び、各国はこのゲートに防衛線を張った。 一度出現したゲートは閉じる事もあれば新たに出現する事もありその増減は不規則である。 世界に多くの被害をもたらした一方でドラゴンの鱗や牙などの物質は人類の文明を飛躍的に向上させ、その中でも心臓にあたる核「コア」とよばれる球状の物質は身に着ける事により人間の能力を超越した力を得る事の出来る代物であったため、コアの保有数が直接国力に影響したのは言うまでもなく、より多くのコアを求め人間同士でも争いが起こる事もあった。 かくして人間とドラゴンとの戦いの歴史が始まったのである。

更新:2024/2/4

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作:夏川 武史

最低で最悪な僕が、最後に手に入れたもの

読んでいただいている方、誠にありがとうございます。 この小説は現代小説で、間違った行動で人を傷つけ、大切な人を失ってしまった人の物語です。 人生に悩み、どうしようもないことをしてしまった人にこそ、読んでいただきたい物語です。  比較的裕福な家庭に育った僕、渋谷浩平。  ジュニア時代からテニスに打ち込み、中学、高校とテニスの名門校に進んだ。実力はあったが、怪我のため、中途半端な形で僕のテニス人生は終わろうとしていた。テニスで大学に行ける希望もなく、浪人生活を送る僕は、毎朝通うあるお店で一目ぼれをする。    年上の彼女の名前は佐々木瞳。僕は勇気を出して、合格したら付き合いたいと告白する。田舎から出てきた三歳年上の彼女は、僕を温かく見守りながら、無事に合格した僕と付き合うようになる。だが僕は大学で強引にテニスサークルに勧誘され、そこでまるで、ヒーローのような扱いを受ける。  地味で女性と付き合ったこともなかった僕の人生が、一変する。クズで最低な僕は、誘われるまま次々と女性と関係を持ち、彼女を裏切り続ける。僕を待ち続けていた彼女も、とうとう我慢できなくなり、田舎に帰る決断をする。彼女を失って初めて、彼女の存在の大きさ、大切さを思い知った僕は、彼女の田舎まで、足を運ぶが、あっさりと断られてしまう。最後の望みを託して、僕が取った行動とは……。  人生に失敗はつきものです。その失敗を乗り越えてこそ、本当の愛を手に入れることができるんじゃないでしょうか。どんなクズみたいな人生でも、人間は変わることはできる。私はそう信じています。  途中から、多少の性描写があります。ご不快に思われる方は、閲覧をご遠慮ください。 ※KAKUYOMUで連載していました。NOVELDAYSにも掲載予定です。KAKUYOMUとは変更点が多数あります。相手側の視点だったり、エピソードも追加しております。

更新:2023/3/5

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作:さんが(三可)

黒子の天使の異世界創造~幼馴染み熾天使はダンジョンマスター~

 3対6枚の翼を持つ熾天使。地上に降りることを許された天使であり、神の天啓を伝える。また、勇者を見定めて加護を与え、共にダンジョンの奥に潜む魔物を討つ。  そんな嘘で塗り固められた世界キョード。  本当の熾天使の姿は、ダンジョンマスター。全ての力の源となる魔力は、大地の奥深くから湧き出し、その魔力を吸い上げる為の装置がダンジョン。  ダンジョンを大きくする為の唯一の方法は、冒険者を疲弊させダメージを与え、ダンジョンに生命力を吸収させること以外にない。だからこそ、熾天使は冒険者をダンジョンの奥へと誘う。  そして、そのダンジョン管理の役目を担うのが黒子天使とよばれる、頭上に黒い輪を持つ裏方の天使達。  ただ、神々であってもダンジョンには未知が多く、禁忌事項の『需要魔力が供給魔力を超えてはならない』ということしか分かっていない。  禁忌を犯した場合の代償は大きく、原因となった者やダンジョンマスターには災厄が降りかかり、ダンジョンは崩壊する。  だから、神々は熾天使にダンジョンマスターを任せる。  そんな事は、黒子天使の俺には関係ないし、どうでも良かった。幼馴染みの熾天使ブランシュが、新設された第13ダンジョンのダンジョンマスターにされてしまうまでは!  決して表に出ることのない裏方の黒子天使の物語が、今ここに始まる。 ※ファンタジー世界の裏側は意外と現代的。大真面目だけどクスッと笑える。そんな世界観です。 ■次回11/20·21の7:00投稿

更新:2023/11/21

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