エルヴィア・アドルノは貧乏領地の子爵令嬢だ。せっかく前世の知識を持って生まれたというのに、魔法チートもないし知識チートもない。更には彼女が生まれる前に両親が犯した罪により、生まれながらに魔女の呪いを背負っている。モンスター級のブサイクなのだ。働かない屑親に代わって幼い頃からせっせと働くが、ブサイクが足を引っ張ってうまくいかない事ばかり。 そんな中、ひょんな事から呪いをかけた魔女と知り合い友人になる。呪いを解いてもらって美少女の姿を取り戻すが、今度は美貌が邪魔をして面倒な事態に。 それなのに気になる相手は人の美醜に興味がないようで──せっかく可愛く生まれたのに全く良い事ないな?! 人の見た目に人生を左右されつつ、本当の美しさを求めて前向きに歩み続ける少女の物語。
更新:2024/1/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
癒やしの奇跡を持つ聖女セシリアは、教会の奴隷として育てられた。 奇跡の力を己の欲望を満たすために利用しようとする大人によって歪んだ洗脳教育を施され、教会に都合のいい道具として成長してしまったのである。 そんな聖女に近寄るのは自称聖職者の汚職神官だけではない。 もし綺麗な物語であるならば救いのヒーローとなるべき王子様すら、聖女の力と名誉を利用しようと邪悪な計画を練っている有様。 苦しみも痛みも『それは幸せなことだ』と教え込まれて育った聖女は、そんな地獄を地獄と理解することすらできない。 ただただ聖女らしく、慈悲の笑みと共に傷ついた誰かを休みなく癒やし続ける日々であった。 そんな少女を憐れに思うのは……国家の頂点に君臨する年老いた王ただ一人である……。
更新:2024/1/5
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
苦学生の少年、御嵩悠弥(おかさみゆうや)にはある秘密があった。それは、自分の身に危険が迫った時、八百万の神によって救われるという特異体質だった。 ある日、そんな悠弥の体質に気づいた謎の女性――ハナコは、悠弥を神事会という組織に招待する。 この世界には本物の神様がいる。ならば、本物の神事も必要になる。 神事会とは、本物の神事を行うことで神々と『交渉』する組織だった。 何故か業界で有名だった悠弥は、早速、仕事を与えられる。 それは、ある少女が無意識に垂れ流している、恐ろしい祟りを解消することだった。 神に呪われた少女を救うためには――少女と親密にならねばならない。 神様を巡る青春ファンタジー、ここに開幕。
更新:2024/1/16
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※この作品は以前別垢で掲載していたものを再掲しています・この作品は他サイトでも掲載しています。 ニーナ・アレクサンドラ・アレンビーは、婚約者のコンラッド王子から嫌われていました。 大商家の娘であることを殊更見下していた王子は、ある日ニーナとの婚約を破棄したいと言い出します。ニーナはそれでもいいので、やるべきことがある——そう考え、マージーサイド=ヤードの異名を取る男性をスカウトすることにしました。これはニーナが自分の名義と信用と恋とを懸けて戦う物語。
更新:2022/10/5
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。