放浪の旅をしていた画家崩れの青年ロディは、冬のある日、とある辺境の街に辿り着く。 余所者への風当たりが強く、宿もないという街の状況に途方に暮れるロディだったが、ただ一人、街外れの館に一人暮らす少女、シャルロットだけが彼を助けた。 だがロディは偶然、彼女が人ならざるもの――吸血鬼だという事実を知ってしまう。 死を覚悟したロディに、しかしシャルロットは言った。 「私の絵を描いて。その間に、私はあなたが信用出来るか見極める」 夢を失った青年と罪を抱えた少女、二人が出会った時――運命の歯車は回り始める。 (ノベルアッププラスにも掲載しています)
更新:2019/6/23
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行政書士事務所に勤める亀谷麻衣《かめやまい》は、背が低くてぽっちゃり、胸が大きくて童顔なのがコンプレックス。 過去の恋人たちに変態的なプレイを要求されたり、電車で痴漢されたりしたせいで、男性恐怖症気味になってしまった。 そんな麻衣が気を許せるのが、七歳年下の後輩、鶴本駿介《つるもとしゅんすけ》。 彼の新人教育をしてから、『鶴亀コンビ』として一緒に仕事をしている。 いつもなら嫌悪するチャラい口説き文句も、駿介なら笑って受け流せた。 三十代となり、結婚や出産に焦りを感じた麻衣は婚活を始める。 麻衣が本気で結婚を考えていると知った駿介は、「ずっと本気で好きでした」と告白する。 だが、麻衣には「恋人にはなれない」と拒絶されてしまう。 麻衣の心の傷を知った駿介は、ある提案を持ちかける__。 【ルーズに愛して】シリーズ
更新:2022/1/10
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二つ下の可愛い妹、沙由香。 可愛い、確かに可愛い。 だけど沙由香は自分が可愛い事も知っていて、両親に可愛がられる事も知っている。 そして何故か沙由香は、「お姉ちゃんのモノ」が欲しくて仕方がない。 姉の律は小さな頃から沙由香の可愛さに翻弄されながら、大事な物ほど搾取されていた。
更新:2021/3/1
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姉の中古品を与えられ、家族に虐げられて生きてきた侯爵家の〈おさがり姫〉シュゼットは、物と話す力の持ち主。 国王アンドレとの結婚でようやく幸せになれると思ったが、初夜の晩に夫は現れず、よりにもよって姉と関係を持っていた。 「かわいそうなシュゼット! あんたは一生あたしのおさがりにすがって生きていくのよ」 夫にかえりみられず宮殿で孤独に耐えるシュゼットは、とある事情から幻の宮廷録を探す小説家エリック・ダーエと出会うが、彼には誰にも知られてはならない別の顔があって……? ※カクヨム、ベリーズカフェにも掲載中
更新:2024/5/6
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──私は綾音さんにとってなんなのか。 縺れた糸のように絡まりあう心。 綾音と縁は弓道部に所属する先輩と後輩。 部活動のあとの帰り道、二人は毎日同じバスに乗る。お互いが気になるけれど、もう一歩踏み出すことの出来ない微妙な年頃の、百合短編。 登場人物 縁(ゆかり)…後輩。眼鏡をかけている方 綾音(あやね)…先輩。ロングヘアの方
更新:2021/3/17
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昔書いたイチゴミルクの話を改良して書きました。 乳がんのお母さんとその周りの人の話です。
更新:2018/9/5
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大事なものを見失うことのないよう 生きる為の傷も 幸せを理解するあなたも ささやかな抵抗も 本物も偽物も、 宝物には関係ないのかもしれない。
更新:2018/2/4
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ここまできたこと これからのこと 表紙のくまさんイラストは自作です。
更新:2017/8/24
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魔法が当たり前の世界で、少女は魔法が使えなかった。 血の繋がらない家族と暮らしながら、思い悩む日々を過ごす。 どうして少女は魔法が使えないのか。 それを解き明かしたのは、翡翠色の蝶だった。 これは、神様が落とした七つの童話と優しい人達の「嘘」の物語。
更新:2022/9/7
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