ディモス帝国魔術師団の実戦部隊に所属するエルダには犬猿の仲ともいえる相手がいる。同じ魔術師団の研究課に所属しているクラウスだ。 会話は棘々しく会うたび険悪な空気になるので、当然ずっと嫌われていると思っていたのだが、エルダ自身はこっそりとクラウスの論文に萌え散らかし好みの顔にトキめく日々を送っていた。 しかしどうやらクラウスの気持ちも表面通りではなかったようで……。 すれ違ってもだもだする二人の話。 ※アルファポリスにも掲載 ※すれ違いものなのになんか全然切なくない
更新:2024/4/25
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「ユリシーズ公爵家令息ラングイットとシベルク伯爵令嬢フェルーナの結婚を王命とする」突然言い渡された王命は、非常に仲の悪い頭脳派のユリシーズ公爵家と肉体派シベルク伯爵家との政略結婚だと思っていた。 聖女候補となるリリアンヌへの恋心があるであろうラングイットへと嫁ぐことになったフェルーナだが···この結婚、実は複雑な訳ありだったのだ···。 いつも冷たい人だった彼がなぜ? 結婚の意図が日を追うごとに明かされていくが、それと同時に彼の様子もなんだがおかしい? 『あの人···あんな表情できるんだ?』侍女の言葉に「私もそう思うわ」同意するほどの豹変ぶりを見せだした彼に、戸惑いが隠せないフェルーナがドン底結婚から幸せになるお話です。
更新:2024/4/24
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私こと、レティーシア・シャルワールにはこの国の第二王子の婚約者がいた。とても王族とは思えないような品のない王子の婚約者が。 勿論それは完全なる政略結婚であったのだが、しかしどうやら第二王子は理解していない模様でありあろうことかなんの前触れもなく突然多くの王侯貴族の集う夜会で婚約破棄を宣言したのだった…… ———まあ、そんなことは別にどうでも良いのですけれど。 私としてはそんなのことよりも幼馴染である第一王子との距離感をなんとかしたいんです。 幼い頃の記憶なんて綺麗さっぱり忘れているであろう(というより忘れていてくれないと私が困る)彼とはもう私的な部分で関わりたくないんですってば!! ❀しばらくの間、体調不良により更新頻度が物凄く低下します。詳しくは活動報告にて。
更新:2024/3/29
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それは待ちに待った15歳のデビュタントの日の事。 他の女性に跪き、愛を乞う自分の婚約者を目撃してしまった子爵令嬢、マーシャリィ・グレイシス。 まさかの浮気現場に悲しみにくれるけれど、当の婚約者からは言い訳も謝罪もない。婚約破棄になるかと思いきや、それすらもなくて、気が付けば未婚のまま10年の月日が経っていて…。 25歳のマーシャは、結婚することを諦めて王妃付き侍女になっていた。ただいま第2章連載中。 ■令和6年1月15日 コミカライズ4巻
更新:2024/3/18
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アカルディ王国第一王女のエステリーゼには、セオドアという婚約者がいる。セオドアがエステリーゼを溺愛しているのは国民誰もが知るところであるが、当のエステリーゼだけはその好意を信じることが出来ない。何故なら──『本当は全然好きなんかじゃないけれど……はぁ、面倒だな。』そんな彼の心の声がいつも聞こえているから。 これは心を読む魔法を使えるが、とある呪いのせいで嫌われていると勘違いする王女と、彼女を愛してやまないのになかなか信じて貰えない婚約者の話。 残酷な描写とR15タグは念の為です。本編完結済。 *角川ビーンズ文庫さまより書籍発売中! *コミカライズがComic Walkerさんとニコニコ静画さんにて連載中! コミカライズのストーリーは書籍準拠なので、web版とは一部展開・設定が異なります。
更新:2024/3/15
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