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作:虎戸リア

【WEB版】冒険者ギルドの万能アドバイザー  ~勇者パーティを追放されたけど、愛弟子達が代わりに魔王討伐してくれるそうです~

書籍化第二巻絶賛販売中! マンががうがうアプリににてコミカライズが連載しております! 是非読んで見てください!! 「Sランクになって早々で悪いが、元王国騎士って奴が入りたいって言っているし、魔法も剣術も中途半端で器用貧乏なお前はクビ」 「いや、まてこの状況で近接だけを増やすのは悪手だ! せめて代わりの人員の選出をさ――」 「そういうところだよ! 出てけ!」  剣も魔術もそつなくこなす魔法剣士レド・マクラフィン、35歳独身。  パーティー管理や装備アイテム調整、ギルドや商人や他パーティーとの交渉、戦闘時の指揮、などなどを行っていたにも関わらず、器用貧乏と評価され勇者パーティから追放されてしまう  自らの努力を否定され、やさぐれてギルド酒場で酒を飲むだけの日々からレドを救ったのは、とある新人冒険者だった。 「レドさん! いや師匠! どうか、僕を強くしてください!」  レドが気まぐれで新人達に、冒険者としてのノウハウ、剣術、魔術についてアドバイスをしていくうちに自らの天職に気付く。 「俺……冒険者するよりも人を育てる方が向いてないか?」  冒険者に必要な全てを教えられる万能講師となったレドの手によって弟子達が活躍してランクを昇格させていく。  一方勇者パーティーは、レド無しで苦戦しており更にレドの弟子を名乗る冒険者達にその役目を奪われていく。  こうして今日もレドの元に悩みを抱える冒険者達がやってくるのだった。  これは後に魔王討伐を為す伝説の冒険者達を鍛え上げた、剣魔両刀の万能講師とその弟子達の物語である! ジャンル別日間ランキング1位、 総合日間ランキング1位になりました! 総合週刊ランキング1位になりました! 皆様の応援感謝です! ・転生転移無し ・チート無し ・ゴブリンが割と強い ・ざまあ要素多少有り ・無双要素多少有り ・ハーレム要素ふんわりと有り *ソウルシリーズ、ブラッドボーンなどなどのリスペクトおよびオマージュがございます

更新:2021/2/6

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作:三上康明

限界超えの天賦《スキル》は、転生者にしか扱えない ー オーバーリミット・スキルホルダー

「人には等しく、8枠の天賦《スキル》ホルダーがある。【腕力強化】のような1枠ならよいが、レアなスキルは4枠や5枠、あるいは8枠すべてを使ってしまうでのう」 天賦珠玉《スキルオーブ》が発掘されるオーブ鉱山で、ヒンガ老人は僕にそう語った。 だけど僕ら「奴隷」は契約魔術でスキルを取得できず、奴隷に未来なんてものはなかった。 それは運命の日。 鉱山を所有する貴族——つまり僕らの「主」がオーブ鉱山に視察に来た。 地震によって崩落する天井。貴族の脳天に直撃する岩塊。 貴族の死。 瞬間、僕らの契約魔術が消える。 目端の利いた奴隷は走った。スキルオーブが格納されている倉庫に。そしてレアなスキルを取り込むと、目を疑うような能力や魔法によって警備兵を薙ぎ倒し、鉱山から飛び出していく。 暴動だ。 出遅れた僕に拾えるオーブはなかった ——終わった。僕はまた奴隷戻りだ。 絶望したときに見たのは、「あり得ないスキルオーブ」だった。 ホルダー「10枠」を使う【森羅万象】《ワールド・ルーラー》。 使える人間がいないことから研究者以外、興味を持たれない、規格外のスキルオーブ。 だけれど僕は、【森羅万象】を取り込むことができた——なぜか? それは僕が「転生者」だったから。 僕には一般人の8枠+8枠、「合計16枠」ものスキルホルダーがあったから。 鉱山は包囲され、出口は1か所。僕の手には謎のスキル【森羅万象】。 さあ、どうする——。

更新:2021/10/3

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