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作:たかた

俺と先輩はつきあっていない

【ファミ通文庫大賞中間選考通過しました。ありがとうございます】  生徒会で庶務をしている俺には、仲の良い女の先輩がいる。  生徒会長を務めている、神楽坂先輩だ。  仕事もでき、皆への気配りもでき、おまけに美人。  尊敬できる先輩なのだが、少し困ったところがある。 「おはよう、後輩。さあ、朝のハグをしよう。頬にキスだってしてもいいぞ?」 「なんで他の女とお昼に行こうとするんだ? 君には私がいるだろう?」 「今夜、君の家に泊まりにいっていい?」  ことあるごとに俺とベタベタしてくるのだ。  他の生徒会メンバーは、そんな俺たちを見て、『お前ら早く結婚しろ』と言ってくる。 「先輩、俺たち別に付き合ってないですよね?」 「ああ、付き合っていないな」  俺と先輩……確かに仲はいいように見えるかもしれないが、俺たちは『もう』恋人関係という、そんな甘酸っぱい関係はない。  だって、おれはもう神楽坂先輩に振られている。だから俺と先輩は付き合っていない。  それに俺には別に好きな人もいる。風紀委員長の正宗先輩だ。ちょうど神楽坂先輩に振られたころに立ち直らせてくれたことをきっかけに好意を抱くようになったのだ。  前の失敗を踏まえ、より慎重に正宗先輩と接していく俺だが、正宗先輩とイイ感じになる度、神楽坂先輩がやたらと俺にくっついてくる。やたら対抗心に燃えているのはなぜだろう。同級生で同じ生徒会メンバーの橋村との仲も、なぜか急接近してきたし。  勉強会という名の、俺の妹へのご挨拶、文化祭の準備、演劇の合宿を経て、少しずつ仲が深まっていると確信した俺は、ついに意を決して正宗先輩に告白するが、あえなく撃沈。  さらに、傷心の癒えない俺に、同級生の橋村が『付きあおう』告白してきた。  俺の青春、いったいどうなるのだろう。

更新:2020/4/10

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作:mty

偽装カップルから始まるラブコメ 〜クラスメイトの恋を叶えるために偽物の恋人になったら昔俺をフった幼馴染が妙な反応を見せてくるんだが〜

俺には、超がつくほどの完璧美少女の幼馴染がいる。 近所で年の近いかわいい女の子に恋をするのにはそう時間がかからなかった。そして長年募らせた想いを中学の時に告げた。 しかし、返ってきたきた答えは、「え? ごめん、付き合うとかは無理かな」という俺を絶望に落とす言葉だった。 それから高校生になり、隣の家の美少女と幼馴染を続けながらも異性としても意識は薄れていった。 今でも良き隣人、異性の友人といった関係だろうか。 そんな幼馴染がいるものだから俺には中々、彼女ができないでいた。 もし俺に彼女ができたら幼馴染がどんな反応をするだろうか。俺も彼女が欲しいな。そんなことを考えている時だった。 放課後の空き教室。 好きな人にフラれ、泣くアイツを見た。 そして俺は気がつけば、とんでもないことを口走っていた。 「──俺と恋人にならないか?」 これは俺がアイツと偽物の恋人になって、アイツの幼馴染を振り向かせるために頑張るお話。 あれ? なのに、俺の幼馴染の様子が何かおかしくありませんか?

更新:2021/4/25

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作:りんどー

間違えて好きな人の双子の妹に告白したら付き合うことになりました

https://kakuyomu.jp/works/16817330651442575319 新作始めましたのでこちらも読んでみてください。 「異世界貴族に転生して15年、犬猿の仲のクラスメイトが婚約者に転生していた事実に気づきました」 告白する相手を間違えたことから始まる、美少女双子姉妹との拗れた三角関係ラブコメです。 割と平凡な高校生・伊賀崎渉は校内一の美少女である天宮沙空乃に好意を伝えた……はずだったのだが、告白した相手は瓜二つの容姿を持つ双子の妹にして、腐れ縁の天宮陽奈希だった。 しかも、渉がずっと嫌われていると思い込んでいた陽奈希はただのツンデレ。実は渉のことが好きだった上、告白は自分に向けられたものだと勘違いしていたため、快諾。 間違いによる告白をきっかけに、渉と陽奈希は付き合うことになった。 その結果、今まで高嶺の花過ぎて関わる機会がなかった沙空乃(=好きな人)からは皮肉なことに『妹の彼氏』として認知されるように。 沙空乃は実は超がつくほどのシスコンで、渉が愛する妹を傷つけるようなロクでもない男ではないか見極めると宣言。 とてもじゃないが、「あの告白は間違いだった」と言い出せる状況ではなくなってきて――。

更新:2023/1/4

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作:ニケ

マイホームダンジョン

【2章完結済み】 とある辺境領のさらに辺境の村で産まれた普通の農民の少年。 少年は両親に愛されて育ち、辺境領の領主も素晴らしい人物だった。 ある日、その少年に伝説の大賢者と同じ才能があると分かり人生が動き出す。 しかし、少年の能力には大きな欠陥があった。 大賢者の再来と言われた少年は、10歳で只の人となる。 勝手に期待をされたのに、その期待を裏切ってしまった事で追い込まれていく。 すれ違いが重なり、少年は友達や両親と離れる決意をする。 悲しいすれ違いの結果、紆余曲折あり何故か少年の家がダンジョンと呼ばれる事になってしまう。 帰る場所を失った少年が真実のマイ ホームを探すお話し。 注)ダンジョン内の話が始まるのは3章からの予定です。  1章 大賢者の再来編   2章 学院編 完結済み  3章 ディビジ大森林編 更新中   4章 ダンジョン編 予定 テンプレじゃないです。 圧倒的チートではなく、与えられた条件で主人公が工夫してどうにかこうにかします。 *この作品はなろうでも掲載しています 安心してください。完結させますよ。 作者であるニケは、評価されないよりは☆1つでも遠慮なく付けて欲しい派です。 軽い気持ちで評価ボタンを押していただけると嬉しいです。

更新:2024/4/8

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