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作:すかいふぁーむ

わがまま王女に仕えた万能執事、隣の帝国で最強の軍人に成り上がり無双する

アスレリタ王国第一王女キリク。 その暴君っぷりは王国に仕える者たち全員の驚異だった。 その中において、抜きん出た才能を持つ執事がいた。 歳は暴君キリクとほど近い。 それでいてその所作には一点の非の打ち所もない、万能執事だった。 ◇ 「もうやめだ! 耐えきれない!」 毎日毎日わがままなお姫様につきあい、他の従者や貴族にも馬鹿にされ、それでもなんとかやってきていたが限界だった。 今日のこれはなんだ! 王都から三日もかかる場所にある劇団を次の日に呼んでこいというから工程をなんとかショートカットして間に合わせたのに王女はいなくなっていた。 「遅すぎるから気分が変わったわ。無能なせいで劇団が損をするのはかわいそうだからあなたの給料から劇団にはお金を渡すわね。私は遠乗りに出かけるから帰るまでにお菓子を用意しておくこと。気に食わない場合は給料も休みもないものと思って」 これまでも度重なる嫌がらせのような要求をなんとか実行してきたが、おそらくつい最近覚えたこの給料や休みを取り上げるやり方まで許容すると俺の生活が持たない。 「逃げよう……」 実質王宮に囚われた生活だった。身寄りもない。いやあっても仕事を放棄して逃げた俺を許すとは思えない。 「帝国に行こう……!」 徹底実力主義と言われる帝国。 ここでなら、もしかするとこれまでのスキルが活かせることもあるかもしれない。 掃除料理の家庭スキルから工作暗殺陰謀その他の計画から実行まですべて押し付けられてきたんだ。 一つくらい仕事があるはずだ……! このときはまだリィトも自分の才能に気づかず、 王国内にその才能を見出したものもいなかった。 だがすでにリィトの万能ぶりは執事の域を超えていて……? 万能執事が帝国で無双するまでの軌跡を描く物語。

更新:2022/8/8

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作:有沢真尋

余命三ヶ月の令嬢と男娼と、悪魔

人好きのする性格を買われて「男娼」の役目を任された弟アレン。 四角四面な執事の兄レスター。 病弱なお嬢様クララ。 そして、悪魔。 余命宣告された伯爵令嬢クララの最後の望みが「恋にも愛にも時間が足りないとしても、最高の一夜を過ごしたい」というもの。 とはいえ、クララはすでに、起き上がるのも困難な身。 終わりに向かう日々、話し相手になって気晴らしに付き合う心積もりでクララの元へ向かった「男娼」アレンであったが、クララからとんでもない話を持ちかけられる。 「余命宣告が頭にきたから、私、悪魔と契約したの。悪魔を満足させたら長生きできるみたい。そんなわけであなた、私と一緒に大罪に手を染めてくれないかしら?」 ※セルフレイティング:性描写は「男娼」等の単語があるため ※他サイトにも公開しています。 【主要キャラクターの概要・設定】 ※コンテストの募集要項に沿って記載。読者様にはネタバレ要素があります※ ★主人公 アレン  男爵家の五人兄弟の五番目。赤毛に翠眼の美少年。  上四人の兄とは母親が違うが、家族内で軋轢を生まないよう全方位に気を遣っており、立ち回りに長けている。  気立てが優しく面倒見が良い一方で、強気で不屈な面もあり、弁も立つ。  実は武術を特色とする家柄で、兄弟揃って武闘派。 「余命三ヶ月の令嬢と男娼と、悪魔」のエピソードでは、病弱な令嬢クララのもとに「男娼」として侍りながら事件解決に動く。  本人は非常に清らかで身持ちが固いので、接触は最小限。  一緒に過ごす中でクララとは少しずつ惹かれ合うものの、始まりは金銭絡みの契約であったため、エピソード終了時点ではふたりとも進行していた疑似恋愛関係を一度リセット。仲の良い同年代といった雰囲気で終わっている。 ◆レスター  男爵家の五人兄弟の長男。銀髪に薄い水色の瞳。白皙の美青年。  学校を卒業後、学友として知り合った次期公爵の元で側仕えをしており、普段は公爵邸勤務。  常に冷静。四角四面で実直な性格と見られがちだが、実際は激しい気性の持ち主。  事情により男性として振る舞う次期公爵の麗人に、一途な思いを寄せている。 (決して結ばれない間柄のため、次期公爵はこれまで何度となくレスターに縁談などをすすめてきた。それがレスターの逆鱗に触れ、「いかに自分が次期公爵のことを好きか」熱烈に告白した経緯があり、本人に対してはすでに恋心を明かしている。そのため、二人きりのときは常に口説き文句を口にし、全力で甘やかしているが、レスター自身はまったく相手にされていない片思いと信じている。実はものすごく効いていて、次期公爵は陥落寸前。両片思いの関係) ◆クララ 「余命三ヶ月の令嬢~」のメインヒロイン。  もともと病弱な上に、相続絡みの争いに巻き込まれて毒を盛られており、体調を崩している。  アレンには「悪魔と契約した」と真偽不明のことを言っている。実際に、その生活ぶりから考えると知るはずのない言葉や事情を知っている節があり、謎めいている。 ※作中のアレン視点でははっきりわからない部分もありますが、ヒロイン視点でエピソードを進行する場合「めちゃくちゃ口の悪い黒猫のマスコット」が加わることになります。  ※エピソード終了時点で公爵邸に身を寄せることになります。次エピソード以降がある場合は、黒猫を連れた悪魔憑きという特殊能力持ちとして動けます。 ◆次期公爵  今回の作中で名前は出てきません。  公的には男性、見た目は性別不詳の麗人。実際のところはレスターのみが知っている設定。  豪放磊落な性格で、果断のひと。  フットワークが軽く、権力と財力を駆使してあちこちの事件に首を突っ込む習性があります。その実働部隊としていつもいいようにレスターを使っていますが、男爵家の他の兄弟とも面識があり、場合によっては何かと依頼している間柄。  今回のエピソードで、その手勢に末弟アレン(+クララ)が加入した形です。 ◆エリック  男爵家の五人兄弟の二番目。レスターの双子の弟で容姿は似通っているが、雰囲気がまったく違う。  王宮勤務の錬金術師。魔術も扱う。  普段はローブに眼鏡着用。  気の良い性格であるものの、兄弟の中でも飛び抜けた自由人で、常識がほぼ通用しない。  王宮では常に監視がついていると本人が言っている。  仕事だけは優秀で、国王や姫君から全幅の信頼を寄せられており、なんだかんだで騎士団長といったこの国の要職とも仲が良い。 ■長編化の展望など■  次期公爵である麗人が様々な事件に首をつっこみ、武芸に長けた五人兄弟が実行部隊として動く連作短編のイメージです。  エピソードごとに主要人物が代わり、兄弟それぞれの恋愛がある中で、視点人物がそのエピソードのヒロインになるパターンも。  「女性の相続が認められなかったのが一転、法改正により変更があった」等の時代背景がありますが、魔術も存在している世界観であり、厳密に現実の国や時代には置き換えられません。建築物や衣装・小物等はヴィクトリアンあたりを中心に色々取り混ぜています。

更新:2022/9/27

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作:月ノみんと@成長革命2巻発売

執事ランキング最下位の僕がお嬢様を護るために1位を獲るまで~目が見えず口もきけないせいで魔法も使えず、執事一家の恥と言われたけど、無詠唱魔法に目覚めました!実は僕にはすごい魔力が秘められてたんですよ?

 生まれつき目も見えず、言葉も喋れない少年ユウォル。  彼の家は、名門の執事一家だった。  魔法を詠唱できないユウォルは、戦闘力のない落ちこぼれとして、執事になる道を閉ざされていた。  しかし、シェスカお嬢様はユウォルこそを専属執事に選んだのだ。  エリート執事である兄たちは大激怒!  ユウォルと三つ上の兄ゲヴォルドとの決闘が始まった!  目も見えず魔法も使えないユウォルは、圧倒的不利を強いられる。  しかし、シェスカお嬢様の「ユウォルには才能がある」という言葉を信じ、あきらめずに戦った!  そしてシェスカお嬢様の助言もあり、ユウォルは伝説の無詠唱魔法に成功する。  勝利したユウォルは、晴れてシェスカお嬢様の執事となり、お屋敷に連れられていくのだった。  これからユウォルの新たな生活が始まる……!  そう、これは彼がお嬢様を護ると決意してから、執事ランキングのトップに輝くまでの物語――。

更新:2021/11/4

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作:カドカワBOOKS公式

男装令嬢とどM執事の無謀なる帝国攻略/一石月下

【毎週水曜日更新】※2017年12月13日、1話~11話を改稿版に更新しました。※ パラキア帝国十二騎士貴族で栄華を誇ったローゼンバーグ家が、何者かの陰謀により没落して八年。家族も城も財産も失ったアレクシア・ローゼンバーグは、十八歳になっていた。 儚げな若い没落貴族令嬢とくれば、手を貸そうと思う者は多いだろう。 ……しかし、彼女は儚くなかった。けっこうごつくて逞しかった。 一般成人女性より頭一つ高い身長、無駄に広い肩、やや薄い胸、鋭すぎる顔の造形ーー。 そんな彼女に手を差し伸べる男性が一人……。 「わたくしはお嬢様の執事でございます。おお、なんともごつごつして逞しい……!」 突如現れた執事レナス・エーベルハルト。若干偏った性癖を持つ彼の助言と協力を得て、アレクシアは復讐と再興のため、兄アレクシス・ローゼンバーグとして第二の人生を歩み出す! ※※※※著者紹介※※※※ 一石月下(いちいし げっか) 『女装王子の深遠にして優雅なたくらみ 』(富士見L文庫)でデビュー。生き生きとしたキャラクター造形や恋愛描写に定評がある。 最新作『ミヤマの社 君に捧げる恋の舞』(富士見L文庫)では、神と少女の切ない恋物語を描いている。

更新:2017/4/11

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作:REVERSi

偶然助けた令嬢が箱入りすぎて可愛い

190,000 PV & ☆170 感謝! 高校一年の終業式。 午後から春休みを迎えたその日。 俺、黒菱 大也《くろびし だいや》はバイト先へとダッシュで向かっていた。 近道のためにそこそこ危険な輩がうろつく裏道に入り、そこでお嬢様学校の生徒が絡まれているところに遭遇。 なんやかんやあって助けた後、そのお嬢様の行動に思わず叫んだ。 「……このお嬢様、箱入りすぎるっ!」 これは、偶然の出会いが導く銀髪箱入り令嬢と執事(バイト)の物語。 ――――――――――――――――――――― 第一部完結! 第二部更新中です。よろしくお願いします。 ※更新は週一回くらいできるかできないかです・・・・・・。 ※話がなかなか進みません。 ※コメント、評価などしていただけるとモチベが上がるかもしれません……。 ※ 地の文多めです。   基本的には主人公の一人称視点ですが、三人称視点もけっこうあります。   見切り発車感が否めませんが、温かく見守って頂けると幸いです! 不定期更新です。  ご意見ご感想、アドバイス等頂けると助かります!  

更新:2024/5/1

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