高校の入学式の朝、不思議な祠に足を踏み入れた一人の少女・宮野琉菜。 振り返ると、電柱も、京都タワーも、消滅していて…? 現代の女子高生が幕末にタイムスリップ!そこで出会ったのは、新選組の一番隊組長、沖田総司だった。 幕末の歴史に詳しくない主人公なので、読者の皆様も幕末の歴史に詳しくなくても感情移入して楽しんでいただけると思います!もちろん新選組大好きな方も大歓迎! 第1章では、沖田総司をはじめとした新選組隊士とのほのぼのした、時に幕末のリアルを痛感する、そんな日常を描きます。 第2章では、1章に出てきたとある人物の謎が解け……? 第3章スタートしました!今度こそ、狙った時代にタイムスリップできるのか? ※「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載中。
更新:2020/1/28
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天明2年(西暦1782年)、白部藩の江戸屋敷に、お香という女武芸者がいた。趣味は剣術と将棋、それに読書を少々。そんな彼女の身に起こる事件を描いた、和算をめぐる時代小説。※文献調査に時間がかかるため、遅めの更新になると思います。
更新:2017/2/22
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1940年代後半、第二次世界大戦が終結した後の時代、台湾独立問題が起きていた。 日本への帰属を続けるべきとする者、中国へ返還すべきとする者、台湾独立を目指す者、それぞれの思惑が巡らされる中で、日本の文部省は、ある映画製作の後援をした。 「台湾で亡くなられた宮様」 表面上は何でもない映画のようだが、裏では様々な思惑の末に作られた映画だった。 日本の文部省の後援により、名監督、数々の名優が投入されたこの映画は、大ヒットして、大変な宣伝効果を挙げた。 そして、日本政府の隠れた思惑通りの宣伝効果を、この映画は上げることに成功した。
更新:2017/7/4
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時は文化年間、江戸。長屋で一人暮らしをしている十六歳の娘・雪(ゆき)はある日、怪我を負った浪人・辰巳(たつみ)と出会う。看病を続けるうちに雪は辰巳のことが気になり始めるが…… 何をしても自信が持てず、素性の知れない辰巳にとっても自分はただの都合のいい女ではないのかと、雪はそう思いながらも辰巳との縁を切れないでいた。 辰巳の目的とは、雪が長屋の住人から好ましく思われていない理由とは……? ——私は捨てられた。だけど、ずっと待っている。 ひとりぼっちの雪は、儚い望みを持ち続けていた。 孤独の雪と訳ありの辰巳の行末は、幸福か、それとも…
更新:2021/9/21
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米経済が大原則の江戸幕府、だがその大原則にもかげりが見え始めた10代将軍・家治の治世、弓削入鹿が江戸の一極集中解消と行財政改革に挑む。
更新:2019/10/26
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脳溢血で動けなくなった餅屋の主人と、それまで家を守ってきた座敷童の話。 脳の血は、身体を動かなくさせ、何もしゃべれない、目も開けられなくさせた。 主人の扱いを放棄する家人に、憤る座敷童。 座敷童の恨みはやがて、神の座から降ろされ、恨みの鬼に変わっていく。
更新:2020/4/29
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伊賀の上忍、藤林長門は怒りを隠せなかった。今川義元が桶狭間で討たれた後を継いだ氏真が、自分ではなく服部半蔵を家臣として取り立てたからだ。藤林長門は義元の為に数々の裏仕事をこなしてきた。にもかかわらず自分ではなく半蔵を選んだ氏真に復讐するため、そして願いである武士となるため、藤林長門の戦いがいま始まる――。 この小説は「『戦国のファンタジスタ(仮)』~サッカー小僧が今川氏真に転生したら」の外伝となります。しかし本編を読んでいない方にも楽しんでいただける作品にしたいと思っています。(もちろん本編も読んでいただけると嬉しいですが)よろしくお願いします。
更新:2017/1/23
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時は西暦215年。劉備は兵を率いて巴蜀に入り、何平はその劉備軍の兵となった。山岳兵として曹操軍を奇襲するも捕らわれの身となり洛陽へと護送され、曹操から直々に漢中攻略のための山岳部隊を育成するよう命じられる。そこで出会った王双と兵を鍛え、妹の王歓を妻とすることになる。激化する曹操軍と劉備軍の漢中争奪戦。漢中へ派兵されることとなった何平は洛陽へ必ず帰ると王歓に約束し、名を王平と改めるのだった。
更新:2020/5/21
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サークル・シエスタ 第五回短編課題『愛』 竹の花が咲いたと聞いて、村の年寄りが言い伝えを思い出す。しかし多くの村人はそれを笑い飛ばした。 翌年、山の雪不足が水不足を招き、短い梅雨と日照りにやられて不作となった。主要作物とした綿も被害を受けたため、村人は大慌てで芋や麦を植えて飢えをしのいだ。 その翌年は冷夏で不作。その翌年は、豊かに実った稲を刈り取る寸前に台風が襲来。 凶花の祟りは続いていた。 食べ物が乏しくなった村人は、耕作のための労働力を必要としたのだが、作物の順調な育ち方に気をよくした若夫婦の多くが子を宿していた。 当てにした収穫は目前でフイになり、大きな腹を抱えた女たちが残った。
更新:2017/4/3
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