薬で人を救いたい。 それが、エミリア・メディが薬師を目指した理由だった。 ある日、薬学界をひっくり返すような論文を提出して、エミリアは帝国の薬師ギルドから追い出されてしまう。 「これだから女は信用できないんだ」 しかし、その論文に興味を示した人間が居た。 隣国、マルティン王国の王太子である。 エミリアはその王太子の推薦により宮廷薬師となる。 そして、そこで薬で数多くの命を救うのだった。 その薬師が治すのは患者の未来。 伝説に語り継がれる薬師の誕生だった。
更新:2023/12/20
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薬神、そう呼ばれた薬師がいた。 彼女はどんな状態でも息さえしていれば、薬で治してしまう。 そんな薬神はもう居ない。 しかし、そのすべての技術を受け継いだ者がいた。 辺境伯令嬢のフィーネ・ディカルだ。 お婆ちゃんっこだったフィーネはそのすべての薬学技術を仕込まれた。 「お前とは婚約破棄だ!」 突然婚約破棄されたフィーネの元に届いたのは、王国第一王女の治療。 そして、治療を成功させたフィーネに宮廷薬師の推薦が届く。 これは薬で命を救い続ける令嬢が幸せになる物語。
更新:2024/3/29
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公爵家令嬢が顔に大怪我を負い、藁をもつかむ思いで怪我に効く薬を作る薬師フレデリカを呼んだ。 フレデリカの処方したぷるぷるのシートは実によく効いたが、怪我を治す以上の効果があった。 ぷるぷるのシートを狙った王子フィリッポは、フレデリカからシートの作り方を無理矢理聞き出した。 珍しくなろうチックにタイトルがネタバレな話を書いてみました。 全10話 ※実在する医療用品に似た表現がありますが、全く異なる物です。 使用上の注意を守ってお使いください。
更新:2023/11/12
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公爵令嬢の婚約者である王子に、あのセリフを言われたら詰み。 絶対に巻き込まれたくない男爵令嬢の戦いがそこにある―― このところ、貧乏貴族の娘であるミントは、公爵令嬢からはきつく当たられ、その婚約者である王子にはなぜかつきまとわられている。 このままでは、「貧乏娘が身の程もわきまえず婚約者のいる王子に言い寄った」という状況が出来上がってしまい、二人の婚約破棄騒動に巻き込まれてしまうのでは……!? どうにかしたい、とミントが相談したのは怪しい毒草マニアのお師匠様。 彼らに飲ませてしまえと取り出してきた薬は…… ※作中の薬の効用はフィクションです。 ※他サイトにも公開しています。 ※以前書いた同名作品の大幅加筆版で、人物の名前や設定に変更があります。 ★誤字報告ありがとうございます!
更新:2024/4/12
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九月一日。夏休み明けのけだるい雰囲気がいまだ残るクラスで、私たち二年A組は異世界転異をしてしまった…… 友「まじか。この国、腐ってやがる。」 主人公「せやな。」 天職、『薬師』の少女 足名 ののは、持ち前のマイペース(底抜けの阿呆)と(謎の)幸運で、異世界を冒険することに。 主人公は日本へ帰れるのか……? 「嘘だろ、全然MP足りてない……」 「……三才の子供でも使える魔装具だぞ、それ。」 ……帰れる、のか? 週間総合ランキング100位以内に入りました!!読んでくださった皆様、評価をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!
更新:2020/3/12
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★シリーズ続々重版★ 『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。 後宮の官女・英鈴は、そう志して女だてらに薬師を目指している。 ある日、後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。 すると、「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専属のお薬係に任命された。 処方を気に入られた喜びも束の間、妃に昇格すると言われてしまい……? 「私が目指しているのは、妃ではなく薬師です!」 皇帝のお気に入りが「おいしい処方」を掲げて活躍する、中華おくすり物語! >>小説1~4巻好評発売中! コミカライズも連載中です♪
更新:2021/6/1
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