ある日、見ず知らずの青年貴族から求婚を受けたマリア・ハイデンベルグ。当初は勘違い、冗談のたぐいだとおもったのに、親同士の承諾を受けて彼の元に嫁ぐことになった。 納得はしていないものの、貴族の結婚とはそういうもの。 この生活に慣れなくてはと思うものの……。 この領主。変。 おまけに、領主の館にいる使用人達も変。 首がない執事に一つ目鬼のコック。ゴブリンのガードナーに、狼男のフットマン。 ああ、誰か私をここから救い出して!! そう願うのに、領主に溺愛されて困っています!?
更新:2021/1/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
雪宮志乃が嫁いだのは、貿易を生業にしているという瀧川慶一郎という男だった。 女中なし、結納・祝言なし、盲目の祖母の世話あり。 そんな条件がある婚姻。 だが、妾腹の子である志乃は、父に逆らえず、瀧川家にやってきた。 初めて会う夫は、随分と酷薄そう。 そんな慶一郎は、さらに志乃に告げる。 「朝晩、わたしと口づけをかわすように」 夫婦なのだから、当然だろう、と彼は言うけれど。 そのくちづけにも。 瀧川家にも。 秘密があった。 架空の国の、架空の時代の物語です。 性描写ありのレイティングをつけていますが……。 そんなにきわどいのはありません。
更新:2021/4/17
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
母を亡くし、料理屋 五十鈴に引き取られていた小夏(こなつ)。 不遇な生活から抜け出せたのは、菓子屋 千寿堂の主、伊織(いおり)に見初められたから。 だけど。 結納金は、五十鈴屋にふんだくられ、意地悪な腹違いの妹は、家を出てもいじめにやって来る。 祝言を挙げたくても、なかなかお金は貯まらない。 もふもふあやかしのカワウソと子狸に助けられ、伊織に支えられながら、一生懸命、千寿堂で働く小夏のなのだが。 ある日、五十鈴屋の主人、重太郎がやって来て、「育ててもらった恩を返せ」と、さらなる金を要求。 このままじゃ、いつまでたっても、伊織との祝言があげられない!? がんばれ、小夏。金を稼げ! がまんだ、伊織! まだ、小夏に手を出すんじゃない! 祝言を挙げる、その日まで!
更新:2020/5/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
私自身は霊感なるものはありませんが……。 「幽霊の話」や「怖い話」、「不思議な話」は、何故か集まってきます。 どれも実話です。 随時更新いたしますので、お好きなお話をお楽しみください。
更新:2018/10/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
アレクシア・フォン・ヴォルフヤークトは、父の死去に伴い、「働く」か「嫁に行くか」の選択を迫られていた。 嫁ぎ先がなかなか決まらず、焦って就職した先は、先王の遺児ジュリア・オブ・ルクトニア姫の家庭教師。 ところが、この姫君。実は『女装男子』だった。しかも、性格が少々……。あいたたたたた。 政敵・政変・災害が次々に襲いかかるけれど……。 負けるな、アレクシア。頑張れ、アレクシア。 いつか、運命の王子様に出会えるまで! (本作は、第17回角川ビーンズ小説大賞に『カクヨム』から応募し、奨励賞を受賞。12月1日に書籍版が発売されました。 大幅改稿されていますので、書籍版についてはこちらをご参照下さい https://kakuyomu.jp/works/1177354054892507574)
更新:2019/10/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
本作品は、県立黒鷲工業高校、通称黒工(クロコウ)に通う、主人公織田の日常生活を綴ったものです。 本人たちは至って「普通の高校生活」を送っているとおもっていますが……。 女王が取り仕切る剣道部や、もっぱら危険な実験を繰り返す化学同好会。 いったい何が目的なのかわからない体育大会や、営利を目的とし、各学科で利益追求に血眼になる文化祭など、「普通科」ではありえない高校生活です。 ぜひ、彼らの日常、普通科の非日常をお楽しみください。
更新:2022/3/16
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
現在、求職中の志摩は、母の実家の村で行われる〝厨子の祝宴〟を執り行うために帰省していた。 厨子は、四年に一度、当番家である六つの家を巡る。 次の当番家に移動する際に、村民一同を集めて盛大に催されるのが、〝厨子の祝宴〟だ。 幼馴染で、十数年ぶりに会う羽黒奏斗と共に無事、儀式は執り行ったのだが、次の当番家である羽村家が、「もう、こんな風習はやめないか」と言いだした。 総領娘としての意見を求められたが、答えられない志摩は、結局、厨子を回せずに手元に置いてしまう。 その日から、異変が続き……。 村は。 混沌に飲まれていく……。 ※全部で10万字ちょっとで完結となります。 毎日更新予定ですが、お休みするときは、近況ノートでご連絡いたします。
更新:2021/9/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
菅原琴葉(29歳)はある日、駅前で『困っている』男性を見かけ、声をかけた。 男性は日置総一郎と言い、自分は幽霊だと説明する。 戸惑う琴葉に、総一郎は、「心残りはただひとつ。恋愛経験が無いことです。僕のことが見えたのも何かの縁だと思って、僕と付き合って下さい」と交際を申し込む。 困惑する琴葉だが、「自分以外、総一郎が見えない」、「総一郎は幽霊のせいか、自分にさわれない」ということを確認するにおよび、「実害はないのでは」と、総一郎の申し出を受けた。 そうして。 総一郎が姿を消すまで。 琴葉と総一郎の、『恋愛ごっこ』が始まった。
更新:2018/1/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。