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作:そらちあき【一撃の勇者、書籍化決定!】

追放されたオッサン冒険者の俺が厄除けの指輪(左手/薬指)を外したら -既婚者だと勘違いされてパーティーを追放されたおっさん、婚活のついでに世界を救う-

ある日突然、リーダーの女勇者からパーティー追放宣言を受けてしまう俺。 どうやら俺はパーティーメンバーに何らかの理由でストレスをかけていたようで、俺がいたままでは魔王との戦いに集中出来ず負けてしまう可能性があるらしく、俺は追放を受け入れてパーティーから離脱する。 こうして俺の冒険の旅は終わってしまったようだし、もう必要ないだろうと左手の薬指にはめていた装備『厄除けの指輪』を外したのだが……それを見た女勇者が『あんた既婚者じゃなかったの!?』と絶叫してるし、俺が独身で今まで恋人一人だって出来た事はなかったと伝えたら、そっけなかった他の仲間も急に態度を変えて迫ってくるしで何が何だか分からない。 でもまあ俺はもうパーティーを抜けたわけだし、俺の事なんて綺麗さっぱり忘れてみんなで魔王を倒してくれよな。俺だってもう35歳、親父も孫の顔が見たいってずっと言ってるし、これからは自由気ままに婚活の旅でも始めるからさ。 え?「私が結婚してあげてもいいわよ!」だって? いやいやもう遅いって、今更そんな事言われてもな。というわけでお断りして最高の嫁探しの旅――始めます!!

更新:2022/8/15

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作:真波潜

お願い、我が領(わがや)の『天才』さまっ!〜不毛の大地に生まれた令嬢、婚活のために『天才』を訪ねる〜

『不毛の大地』を治めるフェーブリーシュ伯爵の娘、アトネは絶賛婚活中だ。 しかし、憧れの王都に来て夜会に参加してみたものの、声を掛けられるどころか話し掛けようとしても避けられる。婚活1日目にして心がポッキリ折れた彼女は、その原因である領地からどうにかすることにした。 草の一本も生えない不毛の大地。動物も当然おらず、瘴気に侵された土地は魔物が跋扈している。領民はほとんどおらず、国からの年金を受け取り、引きこもり生活が仕事だ。 というのも、フェーブリーシュ家は魔物を寄せる血をもっており、成人の儀によって血が活性化されれば、滅多なことでは外に出られなくなる。 屋敷の中で結界石に僅かな生活する土地を守らせて、あとはひたすら、国中に魔物が飛び出さないようにそこで暮らすだけ。 500年前の大災害『フェーブリーシュの悲劇』以来、そうやって暮らしている。 護衛騎士で幼馴染のランディスと共に、アトネはこの『不毛の大地』に住んでいる『天才』たちに領地をどうにか助けて欲しいとお願いにいくことにした。 全ては、結婚して幸せな家庭を築くため!お願いします『天才』さま、助けてください! ※アルファポリス様でも連載しています

更新:2022/8/12

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作:あいば村

異世界転移 された方はたまったもんじゃありません

猫も杓子も異世界転生の時代である。 だがあえて言おう。 俺は異世界から来た勇者とか大嫌いだ。 世界を救う使命が大変? 巨乳の女神からチート能力をもらった時点で文句を言うな。 ハズレスキル? どうせ化けるんだよ、最強のなんたらに。 俺は何にも貰ってないって? 銃だの化学だのプログラミングだの、数世紀進んだ文明の知識があるじゃねえか。 それから、巻き込まれただけとか言ってる奴。 それ二度と言うな。 分かる?分かんないだろうな。おまえらは女神だの王族だの魔族だの、要するにそういう特殊でイカれた世界のお友達と次々出逢うもんな。だから通りいっぺんの農民のことなんて目に入らないんだよな。 本当に巻き込まれてんのはな。 来られた方の世界の庶民なんだよ! ★ 平凡な人間が異世界でチートな能力をもらって、大冒険を繰り広げる。痛快で愉快な物語だが、異世界にだって平凡な人間は居る。自分の畑を木っ端微塵にしながら現れた異世界人たちを相手に、ひたすら平凡な日常を守ろうと奮闘する日々。正義に燃える勇者やドロドロした王国の陰謀に、ひたすら不幸な少年が立ち向かうしょうもないコメディです。

更新:2022/8/10

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作:藍上おかき

これはデスゲームではない! エレナと人食いの邪本

手に取れば重くてズッシリとその存在を誇示するような重量。  厚みもそれなりの厚みで、中身を包んでいる表紙は本の中身を守るかのような厚み。   表紙の色はやや暗い茶色。 そして不思議なことにその本の表紙と裏表紙、さらには背表紙までに何ひとつ記載がない。    本来あるはずの本の題名、作者の名前である著者名すらない。  しかも、図柄も模様も一切存在しない。全くの無地。 その本を手に取りペラリと表紙をめくる。 一枚目は白紙。 その一枚目の裏面である二頁目も白紙。  そして、次の頁を見るために視線を動かす。  そして、次の頁を見るために視線を動かすと  【レミオン=コルスタン=ヴィヴィアン】の名前記述。  そして、その名前に続くように【コーネリア=ロマネティオ=ローレス】 さらに、【サルベジアン=ポールト=セシア】 【ロキシナーゼ=ベルトランド=コートレス】。  次の行列に移る………………………………。  誰なのかわからない人物の名前が延々と一頁。  その頁が終わり、次の頁をペラリと音を立ててめくる。  見開いて四頁と五頁も、誰なのかわからない名前がひたすらぎっしりと記載されている。  五頁めをペラリとおとをたててめくり、六頁目と七ページ目…………。 …………。   見開いた頁かボワッと燃え上がる青白い小さな炎が立ち上り、三人の名前の後ろでゆらゆらと動きだす。  まるで炎自体が意志を持っているようなゆっくりとした動き。  小さく、横に動いたかと思えば縦に動いたり、そしてまた横に動く。  炎の動きを目で追っていると、その動きが何を現しているのかがわかる。  文字だ。 炎を揺らめかせて動く炎の動きは文字を書いてると言っていい。  一文字目はエ。 エを刻み込もうする文字の動きだった。  三人の名前の続きに、エの一文字目が続き二文字目はレ。 レの文字を刻み込む。 そして、ナを刻み込む。  そうして刻み込まれたのはエ・レ・ナ・ミ・ラ・ー・ジュ・ク・リ・ス・ティ・ー・ン と刻み込まれ、青白く燃え上がっていた炎はパッと消失した。  【エレナ=ミラージュ=クリスティーン】  

更新:2022/8/10

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作:時雨

追放サイドが最強で何が悪い!絶対にざまぁされないからな!

この物語は違うタイトルでカクヨムにも投稿しています。 天王嶺緒(てんおうれお)は気が付くと『Sランク昇進を記念して追放された俺は、隠していたスキルで無双する』の登場人物であるアスランになっていることに気づく。 「俺、アスランになっている!」 アスランになった嶺緒は、どうして彼になったのかわからないまま、原作どおりに展開が進んでいく。 「このままでは俺、ざまぁされるじゃないか!それだけはなんとしても阻止しなければ!」 ざまぁのフラグを成立させる中、アスランは『記念追放』の知識を使ってざまぁを回避する。 しかし彼が原作にない行動をすればするほど、ざまぁ展開に直面した時のハードルは高かった。 「どうしてこんなところに魔族がいるんだよ!こんなやつ、原作にはいなかったじゃないか!」 彼は魔族に敗北しかけ、ざまぁをされそうになったとき、オーバーイメージと言う原作にはないスキルを習得した。 このスキルを使った嶺緒は、原作に書かれてある知識を使い、主人公のチート能力を再現させることに成功する。 「任務失敗からの婚約破棄のダブルざまぁなんかさせない!追放サイドが最強で何が悪い!絶対にざまぁされないからな!」 これはどうしてアスランになったのかが分からない嶺緒が、原作の知識をフルに使ってざまぁを回避し、追放サイドではあり得ない無双、最強、俺TUEEE、そして婚約者や彼を慕っている義妹とのラッキースケベをしていく物語!

更新:2022/8/12

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作:シンドー・ケンイチ

逆異世界転移物語 〜エルフ・ドワーフ・魔法使いと地球でゆるくぬるく暮らす物語〜

 街から人が消えた。突然、透の前に現れた老人(神)は透以外の全人類がさまざまな異世界に転移してしまったと語る。  地球に一人で遺され孤独に生きていかねばならない事実に悲嘆に暮れる透だが、神は透を手助けするために異世界から三人の女性を召喚する。  友好的ながらミステリアスな雰囲気の長身エルフ『リーフ』、元気で人懐こい魔法使い『常磐(ときわ)色のオリサ』、口調はつっけんどんながらもどこか温かみのあるドワーフ『ルル』。  透にとっては故郷の片田舎、彼女達にとっては異世界を舞台に四人の奮闘が始まる。  本作品はコロナ禍で時間の余った2020年、第27回電撃小説大賞に応募し、ビギナーズラックで一次選考を通過した作品に大幅に加筆や修正、変更を行った上で世に出したくなり投稿したものです。  お気に召したらどうぞブックマークへの登録やお友達へのご紹介をお願いいたします。  読んだ方が少しでも楽しいひと時をお過ごしになり「くだらねぇw」と思っていただけたら幸いです。  また、本作品は縦書きで表示すると多少読みやすくなるかと思います。画面上部にある「縦書きPDF」を押すことで縦書きでの読書ができます。もちろん、横書きお好みの場合はどうぞそのままご利用ください。  お読みいただく方に操作をお願いし恐縮ですが「逆異世界転移物語」をお楽しみくださいませ。

更新:2022/8/15

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