1348年、アヴィニョン。百年戦争真っ只中、フランスによってローマから教皇庁が移されたその地では、ある噂がまことしやかに囁かれていた。「テンプル騎士団の呪い」と言われていた。それはやがて歴史に名を残すある事件へと繋がっていく。戦争、黒死病、裁判、没落した騎士、教皇庁とを巻き込んで、事件は転がっていく。若き司祭オリヴィエールと放浪騎士レイナルドの暗闘が始まろうとしていた。
更新:2017/11/21
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戦国史エッセイです。 関ヶ原の戦い全体の紹介ではなく、 この戦いに置いての、井伊直正の先駆け、徳川家康の目的について、私なりの考えを書かせていただきました。 歴史は資料から推測するしかないのですが、 受け取り方も、推測も千差万別です 特に、人物の人間性、何を考えていたのか、などは、本当のところは、分かりません。 この分からないと言うところですが、皆が皆、本当はどうだったんだろう?と思い描ける所が、歴史の面白さだと私は感じます。 人の数だけ歴史の解釈があるという事で読んで頂けたら嬉しく思います。 Eエブリスタにも掲載しております。
更新:2014/8/12
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戦場の最前線で味方地上部隊を支援する為に開発された航空機『A-10AサンダーボルトⅡ』は、東西冷戦の終結と共に訪れた軍縮の煽りを受けて不要論すら囁かれるようになっていた。しかし、1991年に勃発した湾岸戦争に投入された事が『A-10A』の評価を一変させる。なぜなら、この機体は砂漠の戦場において縦横無尽の活躍を見せ、実戦での有用性を見事に証明したからだ。これは、そんな『A-10A』が実施した作戦の中でも『ハフジの戦い』と呼ばれる戦闘に焦点を当て、その戦いぶりを陸と空の当事者の視点で克明に記した物語である。
更新:2014/3/2
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卯のはなのうき世の中のうれたさにおのれ若葉のかげにこそすめ ――樋口一葉日記『若葉かげ』より 時は明治。 物書きにて生計を立てようと決意した奈津は、或る男性小説家のもとに弟子入りを志願する。彼女の為にあれこれ手を尽くし、熱心に指導してくれる『師匠』に、奈津はだんだん惹かれていくが……。 女流作家・樋口一葉の秘めたる恋を下敷きにした、エセ近代ロマン的物語。 ※時代背景等は調べた上で書いておりますが、史実と異なる部分も多く存在します。ご了承ください。 ※『カクヨム』様に重複投稿しています。
更新:2014/10/22
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クーゲルは「丸い」を、パンツァーは「戦車」を、それぞれ意味する。 ドイツで製造され、日本帝国が運用したその戦車は、本当に奇妙な外見だった。外見ばかりでなく、用途も不明。設計図も無し。 そんな、謎戦車の活躍を想像してみました。(本文にレプラ川云々の設定が出てきますが、架空の物です)
更新:2016/12/30
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満月を眺め、収穫に感謝する秋の夜の宴 十五夜の話 (他にも出します)
更新:2017/8/31
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甲斐武田家嫡子として生を享けた太郎は、百姓の民の途端を想った。 何故に国守の嫡子として生を享けたのか、何故に自分は衣食に事欠くことがないのか。 王法、仏法、諸侍の作法を定めて政を正しく行わんと志す。 「カクヨム」にも掲載しています。
更新:2018/10/1
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昭和二十年。艦砲射撃の嵐を受ける沖縄。 戦地と化したこの島で一人の日本兵が洞窟に入り込み、静かな海岸にたどり着いた。 そこは黄泉、根の国、妣《はは》の国、常世、ニライカナイ……様々な名で呼ばれてきた場所と何処かで繋がっている海岸だった。 〝神風の国〟から来た男はそこで不思議な女性と出会い、民俗学をはじめとする知識を援用しながら考察を重ねていく。 民族の原郷意識と言える世界を探求し、そしてその果てに見るものとは……。 子らに恋ひ 朝戸を開き 吾が居れば 常世の浜の 浪の音聞ゆ ――『丹後国風土記』―― (この作品は『カクヨム』にも掲載しています)
更新:2017/1/31
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