親を亡くしたグレイヴァは、仕事を得るために街へ出た。 その街で「鼓動石」を探す魔法使いアルテと黒ねこフィノに出会う。 価値の低い石を探すアルテが気になったグレイヴァは、その理由を尋ねた。 アルテはグレイヴァに、水晶玉の中で眠る妖精ウインデを見せる。 ウインデは魔物に水晶玉へ封じられ、アルテに助けを求めた。 彼女を助けるためには「鼓動石」が必要だと言われ、アルテはその石を探していたのだった。 魔法に縁がなかったグレイヴァは、アルテが石でどうやってウインデを助けるのか興味を持ち、彼と一緒に行動することに。 それが、長い旅になるとは知らず……。 全三十六話(一話につき十回前後)
更新:2024/5/3
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十四歳の少年マキトは、目が覚めたら異世界に飛ばされていた。 魔法と魔物と人間以外の種族が存在するこの世界で、マキトは一生暮らしていくことを決意する。 マキトに秘めている資質は、人間が唯一、魔物と心を通わせることができる魔物使い。 これ以上ないくらいに望ましい資質だとマキトは思い、早速珍しい魔物をテイムして従えることに成功する。 世間的にもっとも見下されている資質であることを知りながらも、マキトは気にせず、今日も魔物や仲間たちと歩き続けるのだった。 これは、マイペースで魔物に好かれやすい少年の、異世界を渡り歩く旅物語――――。 ※この作品は、『小説家になろう』でも公開しています。
更新:2017/12/29
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僕がいた国は、遙か昔に強大な妖精の力を借りて、一代で周辺の国を従えた。それからその力を持つ者を巫女と呼び、最上の地位に据えるようになった。周辺国の供物だけで生活する豊かになった国。男の巫女は僕だけ。能力を使わないように厳命され、あるだけで何も無い空気とされていた。かつての王族には、興味のままに徘徊する僕が目障りで、とうとうどこでもない場所に廃棄されることになる。かわいそうな僕に虐げられていた人達が同調して、全員で逃亡して町作る。目指すは、なかよく楽しいのんびりライフ! に美味しいごはん。
更新:2024/4/30
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都会を夢見る田舎娘のリズ・リンド15歳は、その身に絶大な魔力を秘めていた。 それは村一つなら簡単に消滅させるほどの魔力。 それを知らずに魔法を使ったことで両親・幼馴染・故郷の全てを失ってしまう。 アタシは生きてちゃいけないんだ…… そう絶望し、人生を諦めたリズの前に光が落ちてきた。 それは星樹の守護者と名乗る妖精のフェアリー。 そのフェアリーを成り行きで助けたリズは、そのまま星樹を救ってほしいと頼まれる。 世界は星樹で出来ているらしく、その星樹が外敵に襲われ枯れようとしているらしい。 星樹が枯れれば世界は滅んでしまうとのこと。 しかしそれはただの田舎娘であるリズにはあまりにも壮大で、あまりにも荷が重い話だった。 これは全てを失った田舎娘が、妖精と共に世界を救う物語である。
更新:2024/2/4
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