北に険しい山、南に遥かなる海を持つ大国、ソシエール国。その国力を物語るように広く、様々な建築様式を組み合わせて築かれた白亜の城の片隅で、密談が行われていた。 第二王子、アンリ・ソシエール殿下。 宰相の甥、サイラス・シャルル様。 騎士団長再従兄弟、ユニオン・ゴーン様。 大魔導師の玄孫、ネス・ウィリム様。 そして僕、会計係トム・スミス。
更新:2020/11/17
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「ローラ・ハーシュ公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!」 そう告げられたローラ。しかし。 「申し訳ありません……。私は、お仕事を半分しかお手伝いすることができませんでした」 「申し訳ありません。ひと月ほど前の夜会で胸元の開いた赤いドレスを着ていらっしゃった方でしょうか? それとも先日の夜会で殿下の目の色のドレスを着てらっしゃった方ですか?」 自分の非を認め、精一杯正直に話すローラ。 だが、陛下までやってきて、混乱はどんどん大きくなり……。 私は、私の幸せを……? 無自覚に王子を断罪していく自己肯定感が低すぎる令嬢が、ひとりの男に救われるまでのお話。
更新:2021/9/8
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第三王子との婚約を破棄され、冤罪で国外追放されたソーンツェは、隣国の獣人国で静かに暮らしていた。 しかし、そこにかつての許婚が── アルファポリス様でも公開中です。
更新:2019/12/12
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侯爵令嬢ナンシーの婚約者は友人の伯爵令嬢に恋をしている。ナンシーが幼馴染の婚約者の恋を応援しても動かない。不毛な恋愛相談に呆れながらも、ナンシーはヘタレな幼馴染の恋を叶えるために動き出す。 幼馴染の恋を応援したい少女が選んだ結末は。 ※アルファポリス様にも投稿しています。
更新:2021/2/28
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ここは貴族の通う学園の卒業式パーティ会場。 友人と卒業による離別を惜しむ様に歓談する女性に、一組の男女が近付いていた。 「ジェイミー・ヴァーゴ! お前に話がある!」 「ウォルト様? どうなさいました?」 「よく聞け! 私、ウォルト・リーブラは…」 「やあ、これはこれはウォルト殿。久しぶりだね」 名乗りを上げた所で、後ろから名を呼ばれたジェイミーの兄、スタンリーが現れた。 ※前作とは一切関連はありません。メインタイトルが同じなだけのオムニバスと思っていただければと思います。またも恋愛要素は殆どありません。
更新:2020/9/20
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「偽物の聖女、レインめ。僕はお前との婚約破棄をここに宣言する!」 王子に一方的に告げられ、聖女レインは王城から追放されることになってしまった。 城以外の場所での生活を知らないレインは困惑しつつも、明日の生活のために働くことを決意する。 そして日銭を稼ぎながら隣国へと渡ったレインは、そこで伝説の七人の聖女と出会う。レインに同情した七人の聖女は、彼女を受け入れ実の妹のように可愛がってくれるのだった。 そんなある日、レインの元をある人物が訪れ……。 ★9/16 日間短編ランキング1位でした。ありがとうございました!
更新:2020/9/12
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「カトリーナ・アッシュレイン侯爵令嬢。まことに遺憾ながら、この度の王太子殿下との婚約は、白紙に戻させていただく運びとなりました――」 カトリーナは、恋愛小説を読みながら妄想に浸るのが大好きな侯爵令嬢。ある日、彼女は王太子レオンハルトから一方的に婚約破棄を言い渡される。しかしカトリーナはちっとも落ち込まず、自由恋愛万歳と、十二年前の初恋の人との運命の再会を夢見る始末。 そんなある日、カトリーナは十二年前の初恋の彼の特徴によく似た青年と出会う。 一方レオンハルトは、仮面舞踏会で恋に落ちた少女を探していて―― ※アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しています。
更新:2020/8/21
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ファーブレスト王国の王女ローザティアの元に、弟であるティオロード王子が婚約者ではない男爵令嬢と睦まじい仲になっているという報告が上げられた。弟の婚約者である公爵令嬢アルセイラと仲の良い姉は腹心であり、自身の婚約者でもあるセヴリールと共に事情を調査し、今後の対策を練ることとする。 ……というか、学生の分際で学業と己の婚約者を疎かにしおった愚弟、覚悟しておけよ。これでは、お前が卒業するまで結婚を待っていた私が馬鹿みたいではないか。 ※短編「弟の婚約破棄に姉は怒る」の連載版ですが、人物名や設定などがちょっと変わっています。 ※カクヨムにも掲載しています。
更新:2020/10/28
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