魔王城を囲む深い森の中には池がある。 湖というほど広くはないが、決して狭くもないその池の中は魔王の魔法によって、人魚の住む海の底と繋がっていた。 人魚のフェリシアは魔王城に人間が来ていると聞いて、抑えきれない好奇心に、池から顔を出す。 池のほとりに立っていた男のひとがフェリシアに気付いて嬉しそうな微笑みを浮かべ、淵に膝をついて口を開いた。 「────」 大変だ。何と言っているのか、わからない。 ちょっとおバカな人魚と、心に傷を負った人間の交流記です。
更新:2021/5/11
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ついに始まった魔王との最終決戦。勇者アルス、戦士ジョルト、祈祷師フィーリア、大魔道士ダジウス。四名の選ばれし者が、力を合わせて魔王に挑む。そんな中、勇者がおかしなことを言い始める。「俺に回復魔法を使うな」と。これは、後に伝説として語り継がれる勇者の知られざる独白である。
更新:2017/6/5
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属性の折り合いの悪さと能力不足から勇者にパーティーを追い出された剣士・フォンは追放されてなお魔王の討伐を諦められなかった。 日夜魔物・魔族を屠り続けるそんな彼の前に、かつて一緒のパーティーにいた魔法使いの少女が転がり込んできたとき、全てを終わらせる復讐の旅への道が拓く――! お互いの傍以外に安らげる場所の無い少年少女が辿り着く場所を探す物語。
更新:2020/9/13
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――前略。お母様。お元気ですか。 私は、魔界を侵略するのに飽きて異世界旅行に出た魔王様と、地球を観察に来た他星の宇宙人とクリスマスイブから一緒に暮らしています。 ……だなんて年賀状に書いても夢オチと思われるのが関の山だろう。偽りの無い事実なのだが。 私と地球外生命体の『彼ら』の話。 初日の出は、宇宙人と魔王様とコタツでみかんを食べながら見ました。
更新:2012/8/4
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チラシに滑って頭をぶつけたらブラックアウト!?次に目が覚めたらまさかの棺!?と思ったらそれは卵だった。死因がコントのようで、羞恥に悩まされたお陰で自分が別の世界に転生した事を受け入れた男は新たな人生を歩む。――ただし、人間ではない!! とってもレアな種に生まれ変わった元人間が家族に愛され、兄に溺愛されながらのんびと新しい生を謳歌するお話です。
更新:2021/11/19
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人間は魔族が世界を治めているのが気に入らない。 魔族の強者である俺が、様子を見るために嘘を流して気配を消してみたら、あいつらまた勇者召喚しやがった。 ※他作品と強い関連があります。
更新:2018/3/2
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そこは数多の神が存在する世界。 だが同時に、神々が世界の覇権を争う世界でもあった。 神々は己を信仰する人間を集めて国や部族を作り、そして彼らを尖兵として他所へ送り出していた。 世界を監視する役目を担っていた神は、絶え間ない争いが世界の進化と進歩を停滞させている事を憂慮。 止むを得ず、世界の外にその助けを求める事にした。 世界の外から送り込まれるのは「魔王」。 状況の打破と世界の改革の任を担わされた者達であった。 これは、「魔王」として異世界に送り込まれた男の物語である。
更新:2015/4/23
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