シュウちゃんは名探偵だ。いつだって話を聞くだけで事件を解決してしまう。病室が探偵事務所で、私はその助手といったところか。そんな、誰よりも早く犯人にたどり着くシュウちゃんは、ねえ。私の事も、見付けてくれる―――? ※このお話はミステリではありません。シュウちゃんは本編中に推理をしません。設定だけの名探偵です。
更新:2014/3/14
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ある冬の国に、恐ろしい魔女がいました。呪いによってその国を雪で埋め尽くしてしまったと言われる魔女です。傲慢で、人嫌いな魔女でした。あるときその冬の国で王子様が生まれ、魔女はその祝賀パーティーに現れました。招かれざる客である魔女のたった一つの目的は、その場で再び呪いをかける事でした。―――――――以前投稿した『冬の王と春の妃』の番外編。魔女の物語。
更新:2013/1/6
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俺のお姫様は我儘である。人の言う事など聞きやしないし、その癖俺がその意に沿わぬ事をすればふてくされる。え?どうせそんな所が可愛いとか言い出すんだろって?はっはっは。御冗談を。※悪意のある言葉、描写はほとんどしませんが残酷な行為を示す表現があります。
更新:2013/7/20
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愛とは至上の行為である。愛を尊ぶ魔王様は仰いました。だから魔王様は愛する女を求め、そして喰らうのです。それが、魔王様の愛でした。そんな魔王様の愛を求める娘が一人。娘は言います。私を食べてよ、と―――――――
更新:2011/12/15
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心優しい少女は、心優しい少年と想いを通わせ、幸せになりましたとさ。めでたし、めでたし。――――――――それは、夢のような物語だ。しかし、この世界は優しいだけの物語ではない。この世界は心優しい少女と少年を中心に回っている訳でもない。幸福の影には、ヒーローになれなかった彼がいた。
更新:2014/3/16
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――それからしばらくして、人々には吉報が届きました。長く人々を恐怖に陥れていた森の王が、死んだというのです。恐怖からの解放に、人々が歓喜に湧くのは道理でした。 森の王は、確かに死にました。けれど、人々は知りません。何故、森の王が死んだのか。どうして森の王が、死の選択をしたのか。 それを知るべき唯一の人は、もう、どこにもいないのですから。
更新:2017/3/17
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エルザの紳士な婚約者は、存外素直な人だった。 社交的で言葉を選ぶことはするけれど、楽しいと笑い、悲しいと落ち込み、怒ると拗ねたように唇を尖らせる。 そして、嬉しいときには輝くような笑顔を見せるのだ。 ――だから、つまり。 彼がエルザに愛を囁くことがないのは、そういうことなのだろう。
更新:2016/12/1
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「俺はおまえに愛されないと死ぬ」 こんな言葉を向けられて、どんな反応をすれば正解なのだろうか。こんなに深く愛されてるなんて幸せ!それとも、愛が深すぎて恐ろしい…とか? ただ、どちらの反応をするにしても、一つ大きな問題がある。その一つが、唯一にして最大の問題だった。 私と彼の間に『愛』などというものは、一切存在していなかったのである。 ※本編完結済み。クリスマスも完結
更新:2013/12/25
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目を覚ましたリサは、知識以外の全ての記憶を失っていた。頼れるのは、自身を保護してくれている辺境伯のみ。そんなリサは一つだけ、どうしても尋ねたい事があった。どうして貴方は、私に触れるのですか、と。 共通プロローグ企画参加作品です。
更新:2014/12/25
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