「追放って言ったんだよ! 役立たずの蛆虫野郎が!!」 付与術師デューイは、パーティから追放を言い渡された。 十年もパーティに尽くし、後もう少しでAランクパーティとなれるというである。 だが、そもそもパーティがそれほど強い理由こそ、付与術師デューイの存在なのだ。彼の規格外の実力は、平凡な実力しかないパーティメンバーでは推し量る事ができなかった。 「“いつも”バフをかけているじゃないか」 デューイの実力を知らない無能メンバーは、口々にデューイを罵倒する。しかし、そのまま追放されてやるほど、デューイはお人好しではない。 「お前らがあの時生き残れたのはなんでだと思う? 俺がバフをかけていたからだ」
更新:2021/6/16
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国を上げての祭事で、唐突に王子から婚約破棄を言い渡された公爵令嬢アイリーン。 しかし、彼女に悲しみはない。それは、彼女自身が望んでいた事だったからだ。 ただ一つ。王子が『自分から』婚約破棄を言い出す事のみに驚いた。 アイリーンの驚愕がそんなささやかなものであると知らない王子は、声高に彼女を糾弾する。この後に待ち受ける自らの運命など知りもせず。
更新:2021/6/20
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なんて事のない雪の日の旅行。それは、ほんの少しスキーを楽しむ程度で終わるはずのものだった。しかし、彼らの不幸は帰路にて起こる。 突然に遭遇した吹雪。 偶然に見つけた屋敷。 その場所で、彼らは不可解な事態に巻き込まれる。 自分では無いと、言うは易いが、証明が必要であった。 ◆ この小説はノベルアップ+様にも投稿しております。
更新:2017/9/9
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貴族の少年、アラン・マクドニスは、15歳に際してジョブを授かる。しかし、アランが得たのは戦闘用スキルを一つも覚えない『ニンジャ』だった。それに怒った父親は、なんとアランを追放処分にしてしまう。 それを聞いて自分のモノになれば助けるという幼馴染みの申し出を断り、アランは呪われていると噂される森へと捨てられる。 そこで出会ったのじゃロリエルフに魔法を教わり、アランはやがて国家を揺るがす事件を起こす事になるのだった。 ◆◆◆ 完結しました
更新:2020/6/6
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魔法学校に入学したばかりの少女レア・スピエル。校内でも類を見ないほどの落ちこぼれである彼女は、ある日校内カジノで友人のリリア・エルリスが金を擦ってしまった事を知る。 リリアは平民であり、ほんの少しの金額でも学費を払う事が出来ないかもしれないという瀬戸際になってしまう。レアは、その金を取り返すために一肌脱ぐ事とした。 カジノなら、カジノの方法で、その金を取り返す。 これは、魔法が苦手な代わりに別の特技を持つ少女が、その特技をもって廃校まで語られるまでの話。 彼女よりも後に入学した生徒の中で、レア・スピエルの名を知らない者は一人もいない。
更新:2019/5/19
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あらやだ、このままでは婚約破棄されてしまうわ。 どうにか対策を立てないと。
更新:2021/6/26
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「婚約を破棄してください」 これが、ヴァイオレットの口癖だった。 第一王子との婚約に不満があるわけではない。愛していないわけではない。しかしそれでいて、婚約は破棄するべきだと思っている。
更新:2021/6/23
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結ばれない事が不幸であるわけではない。 知っている事と知らない事の間には、天と地ほどの隔たりがあるのだから。
更新:2021/7/3
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