現代知識で内政無双――。こんなものは夢物語でしかなかったよ。何の実績もない子供の話を真に受ける大人なんていなかったのだ。そこで、実家の雑貨店で働いて資金を貯めて、商品のサンプルを作ってもらったまでは良かったのに、それをワガママな貴族に奪われてしまった。それでも、お金持ちになる夢は諦めきれず、残り僅かな貯金とヒット商品の売上金を基にして行商人を始めてみた。そして、魔物が住み着く狩場に繰り出して新米冒険者からぼったくり、不思議な迷宮の深部ではベテラン冒険者からぼったくる。そうやってアコギな商売を続けていると、ある一件で得たもののおかげで大富豪への道が切り開けそうなのだけれど、道のりは険しいみたい。 ※『カクヨム』と同時掲載です。
更新:2018/12/30
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俺の名前は榊真琴(さかきまこと)。特別な力なんか持っていない、ただの普通の一般人。まあ、周りを見れば俺が一般人だということが十分に分かると思うが。 それはさておき、俺の住む力帝都市ヴァルハラでは、それこそ能力者だの魔法使いだの無人操作の殺人ロボットが街を闊歩し、戦い、力を誇示し合っている。そんな中でなんの力も持たない俺が、必死こいて生き延びているのは我ながらとても涙ぐましい努力だとは思う。うん、最弱だけど逃げ足は最強かな。 それで、そんな俺がある日能力に目覚め、その引き金が女の子になる事だったなんて、夢にも考えなかったんだけどさ――
更新:2019/5/2
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このお話は片頭痛持ちの彼女が乙女ゲームの悪役令嬢に、片頭痛持ちのまま転生してしまったお話。片頭痛持ちのまま、しかも、その乙女ゲームを知らない彼女の転生した場所は、頭痛を病気と認めていない国。転生してからも片頭痛と闘う彼女があることを辞退しようとしたために、その乙女ゲームに酷似した世界が変わっていくお話。 ※本作が三作目になります。拙いお話ですが片頭痛の人も片頭痛でない人も、良かったら読んでみてください。
更新:2022/6/2
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俺の名は日下歩日人《くさかふひと》、リクルート中の大学生だ。 その俺が朝寝を楽しんでいたら、突如頭の中に皇子を名乗る声が聞こえた。 そしてその声に従い、俺は異世界へと精神を交換したのだ。 その世界は二番目の神々と名乗る存在が亡びた後、人間族と魔物族が争う世界だった。 そこで手に入れた古代の神々の遺物を使い、俺のいきあたりばったりとも言える奮闘が始まる。
更新:2016/3/10
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その余りにも鋭い眼光を宿しているが故に、〈悪魔〉と揶揄され恐れられてきた少年、恭介。彼はある日、この世ならざる美貌を持つ〈悪魔〉の少女、藍浬と出会う。彼女は言う。「我はそなたを婿として迎え入れる!」そして始まる、〈人間〉と〈悪魔〉の種族の垣根を越えた恋物語。二人の行く先に待ち受ける〝障害〟との戦いの物語。藍浬と交わした〝血の契約〟と、二人を繋ぐ一途な〝想い〟は、やがて恭介を強く逞しく成長させていく。恭介はその中で誓う。「俺達の恋路を邪魔するヤツは、力づくでぶちのめす!」───賽は、投げられた。 ※序幕下部にhal様よりいただいたイラストを挿入しています。
更新:2014/12/11
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デスサイズこと石動誠は改造人間である。 悪の秘密組織ARCANAに兄と共に拉致され改造された彼は、ついに多大な犠牲を払いながらもARCANAの殲滅に成功する。 この物語は彼がその後、日常を取り戻す記録である。 え?いつの間にか高校浪人? え?クラスメイトは元知性派ヒーローに元魔法少女? え?最強ヒーローじゃなくて最“凶”呼ばわりされてる? 再会するヒーローに、新たに出会うヒーロー。 引退なんか関係無しに襲い来る黒い影。 日本でもっともヒーローと侵略者が集まる街で少年は何を思うのか? バトルもあれば、(悪党の首が)ポロリもあるよ!
更新:2021/2/1
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