侯爵令嬢ユリア・ローレンツは、まさに婚約破棄されようとしていた。しかし、彼女はすでにわかっていた。自分がこれから婚約破棄を宣告されることを。 彼女は少し先の未来をみることができる能力を持っていた。 妹が仕掛けた冤罪により皆から嫌われ、婚約破棄されてしまったユリア。 しかし、全てを諦めて無気力になっていた彼女は、王国一の美青年レオンハルト王太子の命を助けることによって、運命が激変する。 この話は、災難続きでちょっと人生諦めていた彼女が、一つの出来事をきっかけに、自分の能力と頑張りで運命を変え、クールだったはずの王太子にいつの間にか溺愛されてしまうというお話です。 カクヨムでも掲載しています。 (この小説は過去に投稿した短編を加筆・修正して書いています)
更新:2024/2/14
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ルデン王国、王太子ファルシアは重度の女嫌いだった。 初夜の寝室で「跡継ぎは養子を取る」「愛人と子をなせば跡継ぎと認める」といわれたモンテナス王国の王女、ユーアリティは「分かりました、よろしくお願いします、殿下」と理解ある妻のように振舞った。 しかし、ファルシアは知らなかった。ユーアリティは怒った時に笑顔になるタイプの人間だということを。 *顔だけはいいヘタレ王太子と気の強いヒロインが隣国の婚約破棄騒動に巻き込まれながらちょっとずつ互いを知っていくお話
更新:2024/1/6
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父親が失踪し母親マリアと共に王都に出てきた五歳のヴィヴィは人攫いにあい、魔力を暴走させる。 ヴィヴィを助けたのはお忍びで街にいた王太子ジークハルト。 記憶を失ったヴィヴィは魔力の多さゆえに侯爵家の養女になった。母マリアは侯爵家のメイドになりヴィヴィを見守る。トラウマを抱える王太子ジークハルトや侯爵家の兄たちに見守られヴィヴィは成長していく。一方侯爵ルードルフはヴィヴィの異常な魔力の多さや出生に疑問を感じ調べるが謎はなかなか解けない。ヴィヴィはやがて成長し魔術学院に入学する。様々な人たちに出会い成長していくヴィヴィ。ヴィヴィの出生や父母の謎、隣国の陰謀などが絡み次第にそれは明らかになっていく。そして愛する人もできたヴィヴィの将来は? 誤字報告ありがとうございます。 番外編投稿しました。
更新:2023/10/17
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私、エーアリヒ・リアンはロマンス小説が大好きで日々小説を読み漁ったり、令嬢の恋話を聞いて過ごしていた。誰かが恋に夢中な姿を見ているのも大好きで、その様子をずっと見ていたい。 自分が恋愛なんてもってのほか!見たり読んだりで満足! それなのに何故か王太子と婚約することになってしまい、それによって私の幸せの癒し生活が崩れてしまったら悲しすぎる! しかも招待された夜会に二人で出席したら、そこでまさかの『絶対にお前を惚れさせてやる』と王太子から宣言?! 惚れさせたい王太子と惚れないエーアリヒの勝負はいかに…!
更新:2023/10/8
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魔力量、国内第二位で王子様の婚約者になった私。けれど、恋をしたその人は、魔法を使う才能もなく幼い頃に大怪我をした私を認めておらず、――そして結婚できる年齢になった私を、運命はあざ笑うかのように、彼に相応しい可愛い伯爵令嬢を寄こした。想うことにも疲れ果てた私は、彼への想いを捨て、彼のいない国に嫁ぐべく。だから、この魔力を捨てます――。 ※「アルファポリス」、「カクヨム」にも掲載中。
更新:2023/10/2
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6歳から筆頭聖女として働いてきたルシェルも今や16歳。このままいけば、大聖女様のあとを継ぐことになる。が、それだけは阻止したい。だって、自由にお菓子が食べられないから! ということで、筆頭聖女の役目と婚約者をまるっとお譲りいたします。6歳から神殿で、世間から隔離され、大事に育てられたため、世間知らずで天然のヒロイン。ちなみに、聖女の力はバケモノ級。まわりの溺愛から逃れ、自由になれるのか…。 ゆるっとした設定のお話ですので、お気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。 ※ アルファポリス様で先行して掲載しています。
更新:2023/8/24
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サルバーン王国の王太子妃ソフィアはとある事情によって十五歳にして結婚十年目。夫であるローディアスとの関係は倦怠期真っ只中だった。そんな時、隣国であるアラストーヤ帝国の悪名高い皇太子夫妻がやってくる。奔放な夫妻に振り回されるソフィアとローディアス。彼らと関わる事で二人の関係に変化が? 中編です。
更新:2023/8/23
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