受験シーズンまっただ中の11月、久慈が丘に住む女子高生、叶谷千咲は予備校へと向かう道すがら、腹ペコという名の人事不省で倒れてしまう。 寒空の下で震える千咲に、手を差し伸べる人小柄な影。 愛くるしい天使のごときゴスロリに導かれ、たどり着いた先はオシャレすぎるカフェ兼花屋。 ためらいがちにドアをくぐれば、そこには背の高い柔和な笑顔の美形が一人。 「──カフェ『Sorcière』にようこそ」 穏やかにほほ笑む青年は、何故かカウンターの隅で古めかしい銃を磨いていた──。 地味系腹ペコ女子とゴスロリ天使、穏やかな死神めいた店のマスターが織りなす、花と銃の浪漫譚。
更新:2018/6/22
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Welcome To Dystopia――― あらゆる言葉に力が宿った世界。 主人公のタクススは、18歳の誕生日と共に、全ての生命を殺す言葉を手に入れる。 どん底の中で掴み取った微かな希望。 与えられた言葉は祝福か、それとも──── 感想、レビュー、ブクマ、評価、待ってます!! 2022年8月14日~文章改定作業を行っているので、所々かみ合わない部分が出てくるかと思いますが、作業完了までご了承下さい。
更新:2022/4/24
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昭和二十年。艦砲射撃の嵐を受ける沖縄。 戦地と化したこの島で一人の日本兵が洞窟に入り込み、静かな海岸にたどり着いた。 そこは黄泉、根の国、妣《はは》の国、常世、ニライカナイ……様々な名で呼ばれてきた場所と何処かで繋がっている海岸だった。 〝神風の国〟から来た男はそこで不思議な女性と出会い、民俗学をはじめとする知識を援用しながら考察を重ねていく。 民族の原郷意識と言える世界を探求し、そしてその果てに見るものとは……。 子らに恋ひ 朝戸を開き 吾が居れば 常世の浜の 浪の音聞ゆ ――『丹後国風土記』―― (この作品は『カクヨム』にも掲載しています)
更新:2017/1/31
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江戸時代、安永年間。 時の老中・田沼意次と松平武元によって設立された、老中直属の秘密武装警察・逸撰隊。 武力を行使する事も厭わない組織の性格上、〔人斬り隊〕とも揶揄される部隊でも、最精鋭と呼ばれる一番組を率いる明楽紅子は、日々江戸に巣食う悪党を追っていた。 そんなある日、紅子は夫を殺した殺人宗教集団・羅刹道の手がかりを得る。再び燃え上がる復讐心が、江戸を揺るがす大きな騒乱に繋がっていく。 警察小説のスピード感と時代小説を融合させた、ネオ時代小説!
更新:2020/11/16
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「ユリゲラーっているだろ」 俺の腐れ縁の友人がそう言ってきたのは、とある冬の日のことだった。 ※腐れ縁の友人シリーズ、第2段。
更新:2016/12/20
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ヴィクター・フランケンシュタイン博士のように神に近づこうとしている科学者カルミア。 カルミアは失った恋人を蘇らせる研究をしていた。 死に囚われた恋人はカルミアの作り出した保存ケースの中で美しく横たわっている。 カルミアの唯一の家族の猫と一緒に今日も死者蘇生の夢をみる。 これはむかしむかしに美麗な薔薇園に囲まれた丘の上の屋敷で起こった愛の物語。
更新:2017/8/31
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冬の女王が塔から出てこなくなり、春の女王が現れない。 王様がお触れを出したものの、季節は巡るのか。 冬の童話祭2017出品作です。
更新:2016/12/16
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