私が彼に会ったのは、九才の時。雨の降る町中だった。 魔術師の家系に生まれて、魔力を持たない私はいらない子として、家族として扱われたことは一度もない。 ――ね、君、僕の助手になる気ある? 彼はそう言って、私に家と食事を与えてくれた。 この時の私はまだ知らない。 骸骨の姿をしたこの魔術師が、この国の王太子、稀代の魔術師と言われるその人だったとは。 ***各章ごとに話は完結しています。お気軽にどうぞ♪***
更新:2020/9/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
生まれてすぐに、「なかったこと」にされた王女フィリアは、ゴミを食べ、人目を忍んで暮らしていた。 ある日、訳あって隣国の隠密騎士に発見されたフィリアは隠密騎士の思いつきで救われる。 死ぬはずだったフィリアは、隣国の皇帝と宰相の目を欺き、リーアと名を変え、密かに生かされた。 隠密騎士イクスに薬師として、また治癒魔法師として必要なことを教えこまれ、一人前になったリーアは、身分を捨てたイクスと共に、新しい人生を生きることに。 二人の淡い思いは、いつ恋に変わるのか。 ※まったり更新です。 ※R15は保険です ※タイトルは少しいかがわしいですが、内容は健全です(たぶん)
更新:2024/6/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
いつも通りの夕食の席で、加奈子は途方にくれた。 どうやら夫は、自分のことが見えなくなったらしい。 原因はたぶん、加奈子の妹との浮気だ。 *** comicoさんでコミカライズしていただきました!ありがとうございます。 https://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=30732 (作画:水無月ソラ先生) 続編も読んでいただけますと幸いです。 https://estar.jp/novels/26048920 *** 2017/2/28 完結(第2回エブリスタジオ応募) おおむねみんなクレイジーです。
更新:2021/4/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
手には母の残した旅程表。 これは、彼女の思い出をなぞる旅だった。 カフェ・ノッチョーラの香りに、包まれるまでは。 * 主人公:27歳、朝読小説賞キャッチ:カフェ・ノッチョーラの香りに、包まれるまでは。
更新:2020/1/31
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
料理人の俺が転生した先は加熱は電力のみの火のない世界だった! 料理に直火が使えないなんてとんでもない! なんとか火を使う技術を手に入れた俺は町の片隅で念願の食堂を開く。 しかしこの国はとにかく食事に興味がない。 表情を変えずに食事をしていくお客たちに自信喪失していく俺、そんな前途多難な俺の店に現れた客はとても美味しそうに食事をする軍人の女性だった。 料理に興味がない人々の住む世界で、一人料理に命を懸ける男の火力無双系異世界料理食育ストーリー。 小説家になろうにも掲載しています。
更新:2022/1/31
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。