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作:シノミヤ

異世界×英雄 ~剣と魔法と変身ヒーロー~

 とある出来事から異世界へと飛ばされてしまった青年、黒野影次(くろの えいじ)。  当ても無く森の中を彷徨っていた所を任務途中の騎士団に保護(連行?)されダンジョン調査に同行する事になってしまった彼を待ち受けていたのはこの世界を揺るがす大事件の前触れだった。  現代から魔法や魔物が存在するファンタジー世界に突如として迷い込んでしまった影次。 魔法という未知の概念、現代とは異なる文化、見たこともない生き物。行く当ても無く連行されるまま騎士団と共にダンジョンへとやってきた影次を待ち受けていたのはこの異世界最悪の災厄だった……。  絶体絶命の窮地に立たされる騎士団。そんな彼らを見捨てる事が出来なかった影次は咄嗟に災厄の前へと立ち塞がる。 そう、彼には1つだけ普通の人間とは違うある「秘密」があった……。 「ここからは、少しワイルドに行こうか」 剣と魔法とモンスターのファンタジー世界にやってきた彼の正体 それは人類の平和と正義のために悪の怪人と戦い続けてきた『正義のヒーロー』だった――――。  女騎士に魔法使い少女、果ては紳士なハムスター貴族。愉快な仲間たちと織りなす変身ヒーローの異世界冒険活劇、開幕!  異世界転移ファンタジー×変身ヒーロー! 作者の特撮趣味全開ですが宜しければ少しの間お付き合いください。

更新:2024/4/28

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作:束原ミヤコ

九尾の狐に嫁入りします~妖狐様は取り換えられた花嫁を溺愛する~

八十神薫子(やそがみかおるこ)は、帝都守護職についている鎮守の神と呼ばれる、神の血を引く家に巫女を捧げる八十神家にうまれた。 八十神家にうまれる女は、神癒(しんゆ)――鎮守の神の法力を回復させたり、増大させたりする力を持つ。 けれど薫子はうまれつきそれを持たず、八十神家では役立たずとして、使用人として家に置いて貰っていた。 ある日、鎮守の神の一人である玉藻家の当主、玉藻由良(たまもゆら)から、神癒の巫女を嫁に欲しいという手紙が八十神家に届く。 神癒の力を持つ薫子の妹、咲子は、玉藻由良はいつも仮面を被っており、その顔は仕事中に焼け爛れて無残な化け物のようになっていると、泣いて嫌がる。 薫子は父上に言いつけられて、玉藻の元へと嫁ぐことになる。 何の力も持たないのに、嘘をつくように言われて。 鎮守の神を騙すなど、神を謀るのと同じ。 とてもそんなことはできないと怯えながら玉藻の元へ嫁いだ薫子を、玉藻は「よくきた、俺の花嫁」といって、とても優しく扱ってくれて――。 九尾の力をひく男の元で、愛されて隠された力を開花させる少女の話です。

更新:2024/4/19

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作:奏ミヤト

黒竜住まう国の聖女~呪われ令嬢の終わりと始まり~

何度も死に、同じ時を繰り返す少女、ミリアム 死ぬ度に違う人間として生まれ変わるものの、必ずミリアムと言う名に生まれ、自国の王太子が殺害されるその時に、ミリアムも殺されてしまう 何度目かの生まれ変わりでこの法則に気付き、王太子と接点を作らぬようにしてみたり、王太子殺害を阻止することを考えてみたこともあったが、全て無駄に終わった 王太子と出会ってしまったが最後、必ず王太子は死ぬ運命となり、ミリアムもまたその運命を追う そして、もう何度目か数えることもしなくなった新しい人生 王太子と出会うことも、その殺害を阻止することも無理だと諦めたミリアムは、この繰り返される人生に嫌気が差した 加えて、今生の人生での自分の境遇にも だから――キレた キレた勢いで、家を出ることを決意した ――よし、家を出よう、国を出よう 私のことを誰も知らない、異国に行こう――! そう勢い込んで実行に移してみたものの――気付けば人攫いの馬車の中 想定外の状況から、ミリアムの新たな人生が始まる…… ■展開遅めのシリアス傾向長編作品です ■他サイトでも掲載しています

更新:2024/4/7

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作:束原ミヤコ

売られるのが嫌で家から逃げた私は、寝込みがちな辺境伯のお世話をすることになりました

シャルロッテ・ハーミルトンはハーミルトン伯爵家の長女でありながら、家族に嫌われメイドとしてこきつかわれていた。 十八歳のある日、両親が金を作るためにシャルロッテを娼館に売るという話をしていたため、逃亡を決意する。 荷馬車の主に頼み込んで、人の住む場所ではないと言われている辺境へと向かった。 荷馬車はシャルロッテをウルフロッド辺境伯家に運んだ。 そこで待っていたのは――待っていたというか、倒れていたのは、誰もいない辺境伯家で一人住んでいるジオスティル・ウルフロッド辺境伯だった。 辺境は魔獣が蔓延る地である。人はほとんど住んでいない。そんな場所で、ジオスティルは魔獣討伐に明け暮れていた。 強すぎる魔力を身に宿したジオスティルは虚弱で、不摂生で、不健康。 おまけに面倒を見てくれる人もいない。 見かねたシャルロッテは、他に行く当てもないし、ジオスティルの面倒を見ることにしたのだった。 不健康でとある事情から孤独になったジオスティルと、逞しく生きるシャルロッテが領地を開拓したり魔獣を討伐したり、森と湖と草原ばかりの人よりも動物や魔獣の方がずっと多い辺境で協力しながら暮らす話です。

更新:2024/3/25

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作:束原ミヤコ

君を愛さない……こともないような、そうでもないようなって、どっちなんですか旦那様!?~氷の軍神は羊飼い令嬢を溺愛する~

ディジー・エステランドは、人よりも羊の数が多い田舎の領地に住む伯爵家の娘である。 とはいっても名ばかりで、父はほぼ農家。 母は庶民。兄も弟も、そしてディジーもうまれてこのかた領地を出たことがない。 舞踏会にも行ったことがなければ、他の貴族にも会ったことがない。 チーズをつくり牛の乳を搾り、羊の毛を刈って生きてきた。 そんなエステランド家に、ダンテ・ミランティス公爵閣下から婚約の打診の手紙が届く。 氷の公爵と呼ばれる、うまれてから一度も笑ったことがないと評判の男である。 断ることもできずに了承の返事を送ると、半年後迎えに行くと連絡が来る。 半信半疑でいたディジーだが、半年後本当に迎えが来てしまう。 公爵家に嫁いだディジーに、ダンテは言う。 「俺は君を、愛さない……こともない……ような、気が、するような、しないような……!」 ――って、どっちなんですか、旦那様!?

更新:2024/3/7

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作:束原ミヤコ

幼馴染の婚約者に浮気された伯爵令嬢は、ずっと君が好きだったという王太子殿下と期間限定の婚約をする。

伯爵令嬢リーシャは結婚式を直前に控えたある日、婚約者である公爵家長男のクリストファーが、リーシャの友人のシルキーと浮気をしている場面に遭遇してしまう。 その場で浮気を糾弾したリーシャは、クリストファーから婚約の解消を告げられる。 悲しみにくれてやけになって酒場に駆け込んだリーシャは、男たちに絡まれてしまう。 酒場にいた仮面をつけた男性──黒騎士ゼスと呼ばれている有名な冒険者にリーシャは助けられる。 それからしばらくして、誰とも結婚しないで仕官先を探そうと奔走していたリーシャの元に、王家から手紙が届く。 それは、王太子殿下の侍女にならないかという誘いの手紙だった。 城に出向いたリーシャを出迎えてくれたのは、黒騎士ゼス。 黒騎士ゼスの正体は、王太子ゼフィラスであり、彼は言う。 一年前に街で見かけた時から、リーシャのことが好きだったのだと。 もう誰も好きにならないと決めたリーシャにゼフィラスは持ちかける。 「婚約者のふりをしてみないか。もしリーシャが一年以内に俺を好きにならなければ、諦める」と。 他サイト様にも転載しています。 12/9 改稿しました。

更新:2023/12/9

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