ファーブルデン侯爵の三女であるサリーは生を受けた時、十六を迎えた日に生贄として捧げられることが両親に告げられた。そしてサリーは生まれてから一度たりとも目を開けたことがなく、いつも何かに祈っているかのように見えた。 民衆はいつしかそんなサリーを「贄の聖女」と呼ぶようになっていた。 しかし、サリーの祈りは届くことなどなく、生贄としてバルト平原の祭壇に捧げられてしまう。 のだが……
更新:2021/1/22
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男爵令嬢であるバーバラはクラリス王国の時期守護聖女として期待されていた。 しかし、彼女の元に現れたのはふわふわでもっふもふの小さな犬のような守護獣。 守護獣とは国の威信をかけた存在と言っても過言ではないのに、呼び出されたのはちっぽけな可愛らしい犬のような守護獣。 他国は龍や麒麟など巨大で強そうな守護獣ばかり。 これでは他国にバカにされるから、そんな弱そうな守護獣との契約を破棄しろ! と迫る婚約者のイスカル王子の言葉を受け入れず、守護獣を守ったバーバラは婚約破棄を言い渡されてしまう。そして男爵の称号も剥奪すると宣う。 そしてバーバラは、家に迷惑はかけられない……と守護獣とともに旅立つ話。 でも守護獣は世界を滅ぼせるほど強かったのでした。
更新:2021/9/25
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「ナミよ! お前みたいな役たたずとは婚約を破棄させてもらう!」 一週間前のこと、第二王子であるバーミット王子に私はそう告げられた。その直後、父にも母にも見捨てられた私は今……死地に立っている。 はずだったが? アルファポリスで先行連載中ですよん
更新:2020/2/19
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この国の教会には聖女と教皇がいる。教会にある鏡の間で祈りを捧げる聖女は「鏡の聖女」と呼ばれていた。 代々指名されている聖女と教会員からの投票で選ばれる教皇。教会は聖女派と教皇派に分かれて久しい。 今代の聖女は孤児院出身のファティマ。孤児院出身ということも理由……また、今代の教皇であるネテロがとても野心家だということもあり、聖女の求心力は急激に失われていた。 毎月の初め、教会のテラスにて行われる聖女と教皇の民衆への演説。その冒頭で教皇は聖女に言い放った。 「もう君の役目は終わった」と…… その言葉が世界を滅亡へと導く言葉だと知らずに……
更新:2020/6/25
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