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作:あおぞら

【不適合者】になった転生者は、銃と無属性魔法で異世界を生き抜く

 高校2年生の鈴木晴人は、重度のオタクで異世界転生に憧れていた厨二病だった。  そんな晴人は常日頃、異世界転生のテンプレである車に轢かれたら異世界に行けるのは本当なのかと疑問を持っていた。  しかし、それについて同じオタク友達に言ってみると真顔でやめとけと忠告された。  勿論そんなことやるつもりもなかったが。  そんな話をしながら帰っていると、信号が青なのに突っ込んでくる車に気づかずに轢かれてしまう。  そして目が覚めると、なんと魔法の世界に転生し、アルト・ガーディアンとして赤ちゃんになってしまっていた。  転生したことにオタクで厨二病を患った晴人もといアルトは思わず雄叫び(泣き声)をあげてしまうほど喜んでいたが、その3年後の魔法属性検査で不適合者の象徴である【無属性】を授かってしまう。  更にスキルも誰も知らない未知の【銃製作】も授かってしまった。  アルトは属性魔法が使えないことに少し落ち込むが、前世の記憶を生かして無属性魔法とスキルを使いこなす。  これは転生した世界で、不適合者になってしまったアルトが、前世の知識と銃や【無属性魔法】を使って生き抜く物語である。 ○大体一話2000字から4000字の予定です。 総合ポイントが3000ptが目標です! 高い目標だと思いますが、どうぞよろしくお願いします!! カクヨム様とアルファポリス様、でも投稿しています。

更新:2022/8/14

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作:宮崎

令嬢イリナ・アドラーの逃亡劇 ~仕返ししようと浮気した婚約者の元を目指したら、協力者の伯爵令息がやたら親切で戸惑います~

「婚約者がいるの。彼の元に行けば、きっと助けてくれるはず」 滞在先から逃げ出したイリナは、列車で出会った伯爵令息のハルに、自分を婚約者の通う学園まで攫ってほしいと頼む。 自分の正体がある国の王女であると明かした彼女を、初対面のはずの彼はやたら優しく甘やかす。 冗談で口にした「人を殺すために逃げている」なんて言葉にも、あっさり手伝おうとしてみせるくらいに。 戸惑いつつも青年の協力を得た彼女は、無事に学園のある街に辿り着いたのだが……そこにいたのは、浮気相手の恋人と仲良く寄り添う婚約者だった。 「……彼の浮気の言い訳、小説からの引用だったのだけど!?」 浮気しておきながら、自分の味方のような顔をする婚約者に復讐してやりたいイリナ。 彼女のためならなんでもしてあげるというハル。 そんな二人の11日間。 ※冒頭に「XX‐1」を追加しました。(7/22) ※カクヨムにも掲載してます。

更新:2022/8/16

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作:高島威美(たかしま たけみ)

顕世界(けんせかい)デュープリケイション

志道恒美(しどうつねみ)、中学二年生、遍在(へんざい)の十四歳。 そんな彼女の運命は、猫の外見をとる異世界の種族との邂逅を果たした日を境に急転を余儀なくされた。 彼を始めとする異形の面々「西風(アンドヴァリ)」は、さる母体からこの世界に派遣された医療チームを自称した。そしてその目的は、彼らの保有する量子コンピューター、「エイル」を用いた精神の具現化による次代の療法を、後進地域の人々に施すことだという。 それは患者となるべき人間の無意識をサイバースペース上に電子的に再現した世界、「深域(インナーサークル)」に、実務を担う「術者(エイダー)」の意識を潜入させ、その感覚で以って精神的な病因を物理的に究明するというものだった。しかるにこの世界の人々の想像力が存外手に余り、そこで現地の人間を以って充当する方策が採られたとの由。そうして彼らの、いわばスカウトを恒美は受けたのだった。そのまま彼女は術者に任命され、超技術による医療に携わる仕儀となった。 無意識とはいえ患者には侵入を阻もうとする本能があり、それも同じく具現化され、しかも患者の嗜好を反映するのが常だった。だから治療のためにはそれを充分に学習し、且つ干戈を交える必要があった。 患者が変われば当然嗜好も異なり、それはバトル漫画であり、ロボットアニメであり、格闘ゲームであったりした。知識だけならエイルによって補い得るが、実践のための技能となればそうはいかない。そこで恒美の戦いは、精神も肉体も総動員した、いわば人間力を用いた戦いとならざるを得ないのだった。

更新:2022/8/15

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