ヤクザである香食《こうじき》禮次郎《れいじろう》は事務所からの帰り道に、早春の路上で気絶した少女を発見してしまう。このまま放置すれば死ぬと考えた彼は少女を自らの部屋まで連れ帰ってしまう。 目を覚ました少女はクチナシと名乗り、警察を呼ぼうとする禮次郎に対して此処に置いて欲しいと頼み込む。 禮次郎は謎めいた雰囲気のクチナシに対する興味と不幸な境遇への同情から、彼女の頼みを聞き入れる。 それが後に訪れる狂気の世界への入り口だと、彼はまだ知らない。 基本的に連作短編風味です。
更新:2018/5/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
近頃、ネット配信を始めた少女。ある日の配信コメントに、『オノカム・這クク・・ニエト』という謎の文字列が表示される。 最初はただのエラーだと放置していたのだが、以降も『オノカム・這クク・・ニエト』の文字をたびたび目撃することになり…。
更新:2019/10/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
あれは明治23年10月のことでした。先生と私は風土病の科学調査のため、山梨県のK村を訪れました。顕微鏡や様々な試薬を携えた私たちは、しかしまったく予想もしなかったその病の真相に直面することとなったのです。 これからお話ししますのは、私の調査地であり故郷でもある山梨県K村でかつて起こった、科学では到底受け入れられない、神の巻き起こす病についてのお話しでございます… 注意 本作品はフィクションであり、実在する地名・人物・団体・病名などとは一切関係ありません。
更新:2016/10/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
県立大学オカルト愛好研究部。 不可思議を愛する彼らのもとには時折奇妙な相談が寄せられる。 興味と享楽。そしてほんのすこしの期待……「触れてはいけないものに触れた」相談者たち。 かわいい幼馴染みと愉快な仲間たちによってもたらされる、ホラー&ミステリなキャンパスライフ。
更新:2022/11/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
【第一回神ひな川小説大賞参加作品】 人と言葉を通じ合えない男児の時生(ときお)は、親に捨てられて邪神を奉る旧家に引き取られる。彼の役目は将来、邪神の恵みに対価として命を差し出す贄となることだった。そんな彼の前に、年齢すら定かでは無い謎の少年・長月彦が現れる。 【更新履歴】 2020/9/21 14:52 後編にて、以下の誤字を修正致しました。 誤:時生は悲鳴を上げたが、何者かの声はを悦ばせるだけだった。 ↓ 正:時生は悲鳴を上げたが、何者かの声はを悦ばせるだけだった。
更新:2020/9/20
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
【黒髪長髪の幼なじみと旅する話が読みたいです】https://kakuyomu.jp/user_events/16816700428109337626 参加作品。BL要素ありです。 ブラック企業の社畜に疲れた巴蝉喜(ともえ・つづき)は、久しぶりの出社日に幼なじみの七瀬カナオと再会する。 衝動的に彼を連れて電車に乗った蝉喜は、旅先で奇妙な経験をするが……。
更新:2021/10/16
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。