紀元前四世紀末、春秋戦国時代の中国は、乱世に割拠する斉の国。一芸あれば誰でも雇う評判の親分・孟嘗君のもとに、男がひとりやってきた。まったく役にたたないスキルを披露するその男は、意外な素顔をもつ孟嘗君の窮地を“役に立たないスキル”で救うことになる。 『わろし』名義『スキル』のタイトルでBOOKSHORTSに応募し月間優秀作を頂いた作品となります。なんとか目立とうとして、○○は実は女の子だった? というトンデモ設定をやらかしたわけですが、その後とくに反応もないので、改題加筆修正の上こちらにも掲載しようと思いますが、マズかったら削除いたします。 http://bookshorts.jp/novel201511/%E2%80%9D%3E%3Cspan%20style=
更新:2017/2/19
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
十六歳の瑛明(えいめい)は、病弱な母と二人、竹林の中でひっそりと暮らしていた。 どうしてなのか老いることのない母を連れ、人目を逃れて流れ着いたこの場所で、街へ出て竹細工を売り、日々の糧を得ていた。 しかし彼には秘密があった。 母の言いつけで、女として暮らしていること。 母が言うには、王家の血を引いているということ。 不可解に思いながらも、どうにか毎日を送る瑛明。 そんなある日、釣りに出た彼は桃花林に迷い込んでしまう。 むせかえるような桃花に包まれた彼の、ささやかだったはずの日常が大きく回りだす――。 古代中国をモデルにした作品です。
更新:2022/6/5
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
大勢の剣術使いが集う「道場町」で、剣客の父・宗一郎と二人で暮らしている少女・姫乃。彼女はある日、道端で流浪の剣客・田中三平と剣術修行生の喧嘩に出くわす。成り行きで姫乃の住む斉藤道場に居候することになった三平は何やら複雑な事情を抱えているようなのだが、一向に明かそうとはしない。一方、市中では町人達の生活を脅かす事態が起こり始め、背後でどうやら三平が関与しているらしいと勘付く宗一郎と姫乃。やがて、事は思わぬ方向へと動き出し――。庶民派剣客が快刀乱麻を断つ活躍で弱きを援けて悪を挫く物語。
更新:2013/9/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
三国志のターニングポイントとなった赤壁の戦いに勝利した劉備は、大きな岐路に立たされていた。 今後、どう進んでいくのか。そう悩む劉備の前に、再びあの男が現れる。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
更新:2014/11/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ときは江戸時代、慶安元年。島原の反乱はなんと切支丹側の勝利に終わった。貿易の地は出島ではなく江戸の隣にある台場になった。その地には金と知のみならず、悪鬼の類も押し寄せてくる。天草の野望、幕府の陰謀、そしてそこに暮らす者たちの思いが交錯する場所、台場町に今日も事件は起こる。これは不死身殺しの風津なるかぶき者と、公儀隠密のある女忍者の二人が巻き起こす、痛快な奇譚である。
更新:2018/6/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
春秋戦国時代という長きに渡る乱世を終わらせた秦の始皇帝は永遠に続く王朝を作ろうとした。しかし、始皇帝が死ぬと天下は大いに乱れた。秦に対して、大反乱が起きると秦によって滅ぼされた国々の生き残りが再び、立ち上がり春秋戦国のような乱世が到来した。 そんな中、二人の英雄が現れた。絶大なる武勇を誇る西楚の覇王・項羽と酒と女を好むだらしない男でありながら天運を持つ劉邦である。 この二人を中心として数多の将星は鴻鵠の志を胸に輝き争っていく。 前々作に『春秋遥かに』 前作に『夢幻の果て』 外伝として『蛇足伝』があります。 ご感想、ご指摘お待ちしております。
更新:2018/7/28
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。