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作:紅狐

【第一部完結】 武具に宿った魂を具現化したらいつの間にか最強パーティーに! ~具現化した武器っ娘とダンジョン攻略。武器にも乙女心があるんです~(仮)

駆け出し冒険者のアクト。 教会で洗礼を受け『魂の声を聞く者』と、よくわからない神の声を聞いてしまう。 初めてのダンジョンで武器をなくし、しょうがなく武器屋へ。 そこで不思議な声を聞くことになる。 『私を、外に……。お願い……』 箱の中を探してみると、錆びたナイフが一本目に入る。 「おじさん、これは?」 「あぁ、昔からずっとあるナイフだな。錆びてて使えんだろ? 安くするが、どうだい?」 ボロボロの鞘に錆びた刀身、根元に何か文字が打ってある。 ――リリア=ヴェトン この文字はなんだろ? 宿に帰り、ナイフを見つめるとまた、声が聞こえた。 『名前を……。私の、名前を、呼んで……。私の、名前は――』 手に握った一本のナイフ。 ナイフ一本の武器から始まる少年の物語。 漆黒のナイフ、リリア。 紅のショートソード、アーデル。 疾風のスピア、ステア。 紫炎のツインソード、ソニアとルニア。 聖光のリング、エレイン。 そして、かつて神器と呼ばれた武具たちとの出会い。 出会った武具の声を聞き、次第に仲間が増えていく。 挑むダンジョン、強敵との闘い、新しい武具との出会い。  仲間と笑い、楽しみ、共に苦しみを乗り越えていく。 そして、心の絆で結ばれたとき、魂は解放される……。 一人の少年がダンジョンに挑む。 一人ではない、誰かを守る戦い。 強く、――を守れるくらいに俺は強くなりたいんだ。 ※カクヨム様にも掲載中

更新:2020/8/12

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