尚武の国シエラの騎士コキアスは、己が騎士に向かない性分であることを密かに恥じていた。 魔人討伐の任務で出会った隣国の騎士ユリウスから、彼の妹の話を聞いたコキアスは、自分の胸が高鳴るのを感じる。 「騎士ユリウスの文通」後日談です。二話完結予定です。
更新:2022/9/4
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俺、八幡駆(やはたかける)は夏の夜、消灯した部屋で「犯人」が来るのを待ち構えていた。 最近、何故か外に干したトランクスやTシャツが忽然と消えているのだ。 今日こそ張り込んで捕まえるぞと身を潜めていた所、外から謎の人物が。 追いかけっ子の末、犯人を取り押さえるのに成功した俺だが、正体を知って愕然とする。 なんと、下着ドロは幼馴染の神埼宮(かんざきみや)だったのだ。 兼ねてから想いを寄せていた相手だけあって俺のショックは大きく、意図を問いただしたのだが、 答えは予想の斜め上を行くものだった……というか勘弁してくれと思う理由だった。 どうやら俺は変態さんに恋をしてしまっていたらしい。
更新:2021/8/27
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僕の名前は古谷三洋。高校二年生。ノンビリとした暮らしを好むボッチ系ヘタレ男子。 父の転勤に母と妹がついて行くこととなり、気ままな独り暮らしを始めることになった。 そんな僕が公園で捨て猫を拾ったら、学園の神聖ヒロインとなし崩し的に同居生活をすることになったんだ。 平凡な暮らし望む僕と、素でいられる居場所を求めるヒロイン。このお話は日常の困難を乗り越えて二人の心がふれあう、ほのぼの物語です。
更新:2019/12/11
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とある晩秋の夜、俺は一人考え事をしていた。 幼馴染である藤本(ふじもと)を秋奈(あきな)と呼んでみたいと。 しかし、物心ついた時から、名字呼びだったし、妙に思われないだろうか。 少し迷ったものの、駄目なら駄目で断ってくれるだろうと、気軽に言ってみた。 「あのさ。藤本の事、下の名前で呼んでいいか?」 提案はあっさり了承されたのだけど、翌日から彼女が急に挙動不審に。 うーむ。内心違和感でもあるのだろうか……。
更新:2021/10/30
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工藤道久(くどうみちひさ)は、平凡……では全然ない高校生。何が平凡ではないか、と言えば 幼稚園の頃、結婚の約束をした倉敷古織(くらしきこおり)とそのままお付き合いを始めて今に至るのだ。 そして、高校3年生になった今、そんな普通でない自分たちの関係を改めて振り返る道久だったが- これは、幼い頃からお付き合いをしている、おかしなカップルが織りなす、少しおかしなお話。
更新:2020/9/29
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ファンタジー異世界のとある国に転生しユウトは目覚める。その国ではゴブリンを見くびりはびこらせながらも反撃し、ついに種としてのゴブリンを追い詰めていた。 そんな世界でユウトは戦闘中に目覚めると人に加勢しゴブリンを倒す。しかし共闘した人物の剣先は次にユウトへ向けられた。剣の主はユウトへ尋ねる。「オマエは〝ゴブリン〟か?」と。ユウトはゴブリンへと転生していた。 絶体絶命から始まるゴブリン人生。魔力あふれるファンタジー異世界でユウトはもがき、足掻き、生き延びることをあきらめない。 (6月中旬投稿再開予定 難航中)
更新:2022/3/4
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