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作:人紀

殺戮(逆ハー)エンドを迎えた悪役令嬢様も、二度目は一人に絞り込んだ模様です

 2022/08/31第二部開始となりました!  人物名検索用一覧や各種設定、SS等は下記のアドレスにあります。  https://www.alphapolis.co.jp/novel/708145512/14583089 ――  公爵令嬢、エリージェ・ソードルは凡庸である。  同い年の者を百名集めれば、せいぜい二、三十位ぐらいの素質しかない。  優れた機転も、奇抜な発想力も、正確無比の記憶力も、無い。  希にみる初期魔力量も、目を見張る魔術適正も、高い運動能力も、無い。  毎年学園を訪れては卒業していく、”そこそこ”優秀な令嬢にすぎないのだ。  だが、誰もエリージェ・ソードルの凶行を止められなかった。  英才教育を受けていた次期王太子も、  剣の天才である伯爵子息も、  魔術の奇才児も、  異国の王子も……。  誰一人として、この女を止められなかった。  だから、この女は完成させた。  楽園を、愛した男達が離れていくことのない――楽園を完成させた。  だが、それもこの女に以前仕えていた使用人らの登場で崩壊することとなる。  そして、元護衛騎士の男に心臓を刺し貫かれて、この女、エリージェ・ソードルは死んだ……はずだった。  ところがである。  この女、気がつくと六年前の自邸にいた。  この女、エリージェ・ソードルは現実主義者である。  正確には、自身が理解できる範囲で物事を考える。  故にこの女、過去に戻ったこの現象を放置する。  だが、そのかわりに前回、公爵代理としてぶつかった難問を、徹底的に改善し始めて……。 ――  凡庸な女、公爵令嬢エリージェ・ソードルが、恐るべきと形容すべき目的意識で身につけた魔力と”改善”をひっさげ、国のため、公爵領のため、領民のため、使用人のため、愛すべき人の為にがんがん突き進む。  そんなお話です。  この女、基本的に貴族主義です。  この女、基本的に論破とか説得とかしません。  多くの場合、地位や暴力で解決します。  そしてこの女、基本的に自重はしません。  胸くそ描写が多数含まれていますが、基本的にざまぁ、とセットです。

更新:2024/4/29

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作:加藤伊織

殴り聖女の彼女と、異世界転移の俺

可憐な彼女は、ソロで古代竜討伐できる最強殴りプリースト。でも俺は彼女の心を守りたい! 通学途中の事故で異世界転移をし、その際に空間魔法を習得した御厩条(みまや じょう)は、転移先の世界で少女が勇者パーティーを追放される現場に遭遇する。 「これ、WEB小説でよくあるやつだ」 そう思いながら条がそれを見ていたら、実は全然状況が違っていた。 その少女――サーシャは上位聖魔法の使い手でありながらステータスアップの補助魔法が何故か他人に掛からない殴りプリースト。しかも5倍掛けになるので勇者よりも強すぎて目立ちまくり、「殴り聖女」の二つ名を持っていた。 見た目も中身も純情可憐。但しドラゴンより強い。 そんな彼女に「ほぼ一目惚れ」してしまった条は、彼女を守ることを決めるが――。 神様のアクが強い! 可憐なヒロインは物理的に強すぎる! そして炸裂するアウトドア仕込みの飯テロ! 「生き直し」を受け入れたジョーは、異世界でサーシャと共に冒険をすることを選んだ。 この小説は他サイト様にも投稿しております。

更新:2021/10/20

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作:楓原 こうた【書籍5シリーズ発売中】

俺は影の英雄じゃありません! 世界屈指の魔術師?……なにそれ(棒)【旧題】人々を陰ながら救ってきた英雄、もしもその正体がバレてしまったら?~よし、全力で誤魔化そう~

【ジャンル別・総合月間ランキング最高1位】 【スクエアエニックスノベル様より書籍化】 「正体がバレちゃたんだけどもぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!???」 『影の英雄』と呼ばれる男がいた。 突然現れては、颯爽と誰かの危機を救っていく。 救われた人間は数多く、人々の注目を浴びる存在であった。 しかし、その正体は誰も知らない。 知らないのだが─── 「どうして俺の正体がバレたんだ!?」 「酒に酔ったお馬鹿さんが吹聴したからじゃないかしら?」 「身に覚えがある気がするがスルーしておこう……ッ!」 ある日、少しのドジで正体がバレてしまったのだ。 『影の英雄』は多くの人々から慕われているせいか、噂は瞬く間に広がっていき、あっという間に知れ渡ってしまう。 『影の英雄』と呼ばれる男───伯爵家嫡男であるフィル。 遊んでばかりのクズ息子……それが、フィルに対する周囲の印象だった。 しかし、それが今回の一件によって全てが変わってしまう。 フィルの元には、今まで助けた人々が押し寄せてくるようになり、その中には聖女や王族、貴族など数々の重鎮の姿も含まれていて─── 「……ねぇ、今更「うっそでーす❤」って言ったら信じてくれるかな?」 「信じてくれるかは分からないけど……とりあえず、先に陛下に言ってみたら? ちょうど登城命令きてるし」 「行きたくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」 ───これは『影の英雄』と呼ばれた貴族の男の、正体がバレたことから始まる物語。 そして、バレてもなお……人々を救い続ける男の話である。 「……どこ行くの?」 「どこって───いつも通り人助けだよ。バレても、結局やることは変わんねぇさ」

更新:2022/10/12

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