モンタニエ伯爵家のアナベルは多くの令嬢が憧れるジェレミーの婚約者だが、ジェレミーはアナベルだけには冷たい態度をとっていた。 ある時、アナベルの幼馴染でジェレミーの従兄弟であるマルセルが久しぶりに都に帰ってきた。 マルセルはアナベルの妹リゼットと結婚し、モンタニエ家を継ぐのだという。 これは、ひとりの令嬢が思わぬ形で諦めた初恋を叶えることになる物語。あるいは……。 アナベル、ジェレミー、マルセルそれぞれの視点による全3話です。
更新:2019/5/3
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
誰からも愛される妹だった。だからこれもきっと、当然の結果。私の婚約者も、妹を愛しただけのこと。 姉は、妹が積み重ねてきたものを知らない。
更新:2016/12/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
公爵令嬢フローチェは、二十歳年上の叔父に初恋をして以来、彼を一途に想い続けていた。しかしある日、その優しさは出世に利用せんがための偽りなのだと知る。 彼女は悲しみに暮れる──── 「乙女心をなんだと思っていますの!?」 ことはなく、ひどく激怒した。同じく二大公爵家の長男で幼馴染のヴィレム・フィーレンスに助力を請い、打倒叔父に瞳を燃やす。 叔父を想い続けた少女と、少女を想い続けた幼馴染み。それぞれの初恋の行く末は。 ※これは、三本の短編『“悪役”令嬢』シリーズを加筆修正しながらまとめたものです。連載版はシリアス要素とヴィレム視点が短編より多めになっています。
更新:2017/10/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ニナは幼い頃からずっと、幼なじみのエリオスに恋をしている。恋人がいる相手への不毛で長い片思いだ。ニナが思いを寄せるエリオスは才能ある魔道具の研究者であり、将来を嘱望されるような人物だ。しかしエリオスの恋人クレアが不慮の事故で亡くなってから彼は、仕事部屋に引きこもり一切顔を見せなくなってしまった。心配したニナはエリオスの家に通うようになるが、ある日エリオスの実験に巻き込まれて倒れてしまう。そして目が覚めたニナの前に現れたのはすっかり前の様な笑顔を取り戻したエリオスの姿だった。エリオスはニナに実験事故の後遺症を治療するために、このままエリオスの家で療養することを提案する。二人の期間限定の同居生活が始まるが、何故かエリオスは以前と違いニナを甘やかすようになっていて……。
更新:2020/9/25
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「愛してる」その言葉は呪いのように聞こえた。貴方の心はいったい、何を考えているの。貴方の目はいったい、誰を見ているの。
更新:2017/9/28
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
エカテリーナは婚約破棄を言わせないように頑張っていた。 ※9月4日に手を入れていますので、一度読んだ方もよろしければどうぞ。 ※『耳で聴きたいコンテスト』にノミネートされました。皆さまありがとうございます。
更新:2021/6/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
とある国の王太子に、西の公爵家の令嬢が嫁いできた。 王家をも手中にしようと企てていると噂の西の公爵。娘は小柄でおとなしそうな令嬢だったが、王太子を受け入れず騎士に手を出しているという噂まで流れ始める。 王太子妃の本性を探ろうと、王太子は動き出すが――。 アルファポリスさんにも投稿。
更新:2019/9/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
エレオノーラ・シェール・ルフレエトワールはルフレエトワール王国唯一の姫君であった。しかし妾腹だった彼女は幼少期からずっと負い目と劣等感に苛まれ、居住している塔から出たがらない。しかし兄王の不用意な一言で、前世を思い出してしまった。そんな彼女に手を差し伸べるのは隠しキャラの王国最高位騎士様で。 前作「乙女ゲームは始まらなかったし、モブの私は何故か秘書」で、ゲームの舞台に来なかったヒロインのお話です。前作を読まなくても読めるようにしたつもりですが、読んで頂いた方が読みやすいとは思います。 ヒロインは初期の段階でコミュ障ですが、徐々に改善されていきます。
更新:2020/9/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。