一人、少年は水を切る。幼いあの子のために、あの日に死んだ、まだ小さな弟のために。 そうしてあの子はやってくる。この世を離れた悲しさと、ひとりぼっちの寂しさを携えて、今がその時だと、床板を軋ませて。 (2018年に小説家になろうにて、夏のホラー企画に参加した作品です。全九話完結)
更新:2020/11/22
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花川毅山は若き天才書道家である。 が、大日本書道展にて前代未聞の無様を晒してしまう。かくなるうえは切腹してお詫びをと覚悟を決める毅山に、父であり師でもある花川範村は言い放つ。 「書道とは死ぬことと見つけたり! この父の言葉の意味を探す旅に出よ!」 「分かった! ちょっと死んでくる!」 かくして父の言葉をまともに理解しようとしない毅山の、死に場所を求めて全国を旅する奇妙な人生が始まった! 書道を題材にしていますが、何も考えずに楽しめるおバカなコメディです。どうかお気楽に楽しんでください、真面目な話は期待しちゃ駄目だ、マジで。 毎日夕方6時更新。どうぞよろしくお願いします!
更新:2019/1/9
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目の前で彼女に死なれた男×その彼女の旦那だった男のボーイズ修羅場です。暴力がそこそこ酷いようなのですが、ハッピーエンドになります。 本編外の小ネタなどはこちら→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054921715782 下記は書籍ページです。 https://kakuyomu.jp/publication/entry/2023042401 加筆修正済の書籍版&電子書籍版もよろしくお願い致します。電子版は電子版限定のSSつきです。
更新:2023/4/21
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自殺願望者、チハヤ。山賊の幽霊、シカ。 欲望渦巻く大都会『シブヤ』で、二人は出会った。 シカはチハヤに頼む。 『シブヤの犬神』を殺す手助けしてほしいと。 その報酬に、チハヤの願いを叶えるという。 チハヤは安楽に死ねるのならと答える。 シカはそれを叶えるまでチハヤを守ると誓った。 二人は『シブヤ』の中で、 様々な欲望に対峙していくことになる。 文:革波マク 表紙絵&挿絵:前バ!様 【2023.02.26 完結しました】 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 ※【R15】描写があります。ご注意ください。 ※サブタイトルに▪︎がついている話には挿絵がついています。
更新:2023/5/31
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ネットで知り合った人に恋をした。名前は知らない。職業も、住んでいる場所も。それより好きな映画と彼の弾き出す言葉こそが真実なのだと思っていた。 現実世界と電子の海の間で暗転する女子大生の話。 ∴佐都一さん主催企画「#匿名短編バトル恋愛編」に参加させて頂いた際の作品に加筆、修正を加えたものです。 応援率第3位を頂きました。ありがとうございました。
更新:2018/3/5
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二〇〇九年三月末。十二年前に兄弟をなくした男が、午後の町をひとり歩いていた。
更新:2021/10/2
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骨折で入院した僕は退屈していた。そんな僕にお母さんが図鑑を買ってきてくれた。その図鑑とは──。少年時代の不思議な思い出を描く短編。
更新:2020/7/15
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遠くへいきたい……。 冬の海の深い深い群青を見たい。 心が真っ青に染まるくらいの青を見たい。 虚しさと釣合うような本当に冷たい青に出会ったら、何かが変わるかもしれない。 そんな……気がした。 受験に失敗した私と由香子は、気の向くままに列車に乗って旅に出たのだが。
更新:2018/11/3
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