辺境の貧しい田舎貴族の姫セリスは、美貌を見込まれ、国王の第7妃として輿入れすることになる。その道中の護衛をすることになったハインフェルトは、剣より本が好きで、読書のしすぎで目を悪くし、眼鏡をかけているという半人前の騎士だった。高圧的で無愛想なセリスの秘密と、気弱で生真面目なハインフェルトの事情。それぞれの想いを抱えながら、馬車は走り続ける。はたしてふたりは、無事に目的地まで辿り着くことができるのか!?
更新:2010/11/18
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目が覚めると、リリーディアはすべての記憶を失っていた。目の前にいるのは、一人の美しい青年シルヴィオ。 「おはようございます。俺の姫」 彼が言うにはリリーディアはクラリネス王国の姫で、体が弱いため、王都を離れ、従者のシルヴィオとともに療養中なのだという。 森の中の屋敷で二人きりの療養生活。 記憶は戻らないが、リリーディアはシルヴィオに大切に守られていた。 シルヴィオに惹かれていると自覚し始めたある日、リリーディアは彼の秘密を知ってしまう。 彼は本当は従者などではなく、とても力のある魔術師のようで……? 「あなたは、一体何者なの……?」 記憶を失くした姫と従者の偽りだらけの甘くて優しい生活は、とある出来事をきっかけに崩壊していく。 ※「カクヨム」にも掲載しています。
更新:2022/2/5
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むかしむかし、ある時代のある小さな国に、一人のお姫さまがいました。 姫は一度もその姿を見せたことがなく、民は誰もその姿を知りませんでした。 城から伝わってくるかすかなうわさでは、姫は体が真っ白な魔女の生まれ変わりだという話です。いつしか民は、その姫のことを「白の姫」と呼んでいました。 そんなひとりぼっちのお姫さまが、あるうわさを聞いて、流浪の剣士と旅に出る小さな小さな冒険話。 ※二十年以上前に書いた、未発表の童話風ファンタジーです。 毎日更新。全12話
更新:2021/12/7
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乙女ゲーム『銀の姫騎士』は女神の守護する国が舞台。騎士を目指す主人公、でも肝心の騎士団は壊滅寸前で廃墟!? 再建させるべく奮闘する主人公が攻略対象たちと絆を育み成長し国の危機に立ち向かうの。……でも、あの人は救われない。だったら『銀の姫騎士』主人公リユこと私(ゲームフルコンプ済、転生者)は、世界を救って愛しの彼(非攻略対象にして主人公を殺した相手)も救ってみせる! なんていきがってはみたけれど……ゲーム開始前に崖落ちするしイベントには遅刻するし、だいぶ思惑と違うんですけど。女神様、私のこと嫌いですか!? 小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門落選作品を元に大幅改稿。応募時は『銀の姫騎士』であり、内容もかなり変更しています。
更新:2016/10/4
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十六歳の誕生日、敵国の呪いで目覚めぬ眠りについたオウ・ロウラン姫。 深き悪意にさらされたことで睡拳使い(スリーピングカンフーマスター)としての能力が開花し暴走する彼女だったが……。
更新:2017/11/14
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僕の学校には、姫と三人の騎士が居る。そして僕は平民A。脇役中の脇役。舞台に出るのはほんの数秒。良くて数分。しかし、そんな僕を物語の主要人物にしたのは、艶めく長い黒髪と煌く紅い瞳を持つ、美麗の姫君――『日宮千歳』だった。完璧無敵万能超人だけど無表情の姫と、平々凡々月並みな平民Aこと僕。そして姫の護衛の美形三騎士。その他にも個性豊かなキャラクターが現れる。……こんな感じのラブコメディー。ちなみに、主人公は平凡とは思えない女顔ですが、自覚していないので『平民A』には変わりありません。悪しからず。
更新:2008/12/17
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どうも、主人公のリュウタロウです。異世界召喚させられて四人の王女様と許婚になりました。チートをくれたお義母さん(予定)には「今から三年間、世界各地を婚前旅行していっぱい愛を育んでください」と言われました。四人の王女様に囲まれた旅は、どうやら一筋縄ではいかないようです。 ……この台本、『ジャンル:規格外チーレムファンタジー』って物騒な文字があるんだけど、これどういう意味? あと『利用規約ギリギリのエロ描写あり』って不吉な言葉も……おい作者逃げるな、ちゃんと説明しろや。
更新:2015/9/28
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姫君だけど姫君じゃないそんなお気軽な身分を楽しんでた芙蓉。なのに、突然本物の姫君のかわりに入内することに。政治も権力も興味ないってば!!そんな芙蓉の叫びもなかったことにされ、芙蓉の思ってもいなかった生活が始まる。
更新:2009/3/15
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「姫様」と呼ばれ、度々呼び寄せられているらしい。 同じ魂をもつ女性が異世界に「何か」を残し、影響を与えていく。 全3話。
更新:2016/7/29
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コクト王子とリリィ姫の婚姻は荘厳な大聖堂で行われていた。 「誓いのキスを」そう神官から促され、リリィ姫は王子と向き合う。優しい声のコクト王子が姫の名を呼んだ。 リリィが夢にまで見た誓いのキスは……リリィの気絶で幕を下ろす。なぜなら、王子の顔は若鶏の照焼並に肌が焼かれていたからだ。(陽に焼けて) 目覚めたときからはじまる白百合姫と照焼王子の日常は、ちょっと可笑しく、ちょっとときめいたりと慌ただしい。 「僕の子猫ちゃんは目覚めたかい?」 そう、今日もコクト様はうざったいし、暑っ苦しいし、けれどちょっとだけ……胸が疼くのですわ。(リリィ談) 「僕の子猫ちゃん、胸が苦しいのかい? さあ、僕が診てあげよう」 ひいぃっ。(リリィ、脱兎のごとく……)
更新:2017/3/9
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