これは長い長いとある一族の平和への戦いである。 吸血鬼の血を引く少女がその血に目覚める時、少女の物語は幕を上げる。『平和』という名の偽られた世界は静かに崩壊し、少女の前に裏の世界が姿を現す―――。 下のURLはこの作品のプロローグである短編です。 読まなくても大丈夫ではありますが、もしよろしければ読んでいただけると幸いです。 https://ncode.syosetu.com/n2439bl/
更新:2023/5/6
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一年中氷と雪に閉ざされ、春が来ない島国グラスリード。 王女のティアは療養のため滞在していた別荘地で裏切りに遭い、海に突き落とされてしまう。 しかし目が覚めたら、キリアと名乗る吸血鬼に拾われていて——!? 救国のために力を貸すという吸血鬼騎士の手を取り、あらゆるもふもふたちとの出会いを経て、国を取り戻すために頑張るお姫様の物語です! 毎週水曜日の朝7時に更新します。 依月さかな
更新:2021/5/19
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人類と吸血鬼の最終戦争から八百年あまり――。 戦争に勝利し、全世界の支配者となった吸血鬼のもとで、人類はかろうじて生存を許されていた。 荒れ果てた大地にひしめくのは、最終戦争で用いられた人型兵器「ウォーローダー」。 かつて吸血鬼と戦うために生み出された鋼鉄の巨人兵士は、いまでは人類同士の闘争の道具として災厄をもたらしていた。 力なき人々は、恐怖と嫌悪を込めてウォーローダーの搭乗者を「ローディ」と呼んだ。 賞金稼ぎの少年アゼトは、育ての親でもある凄腕の女ウォーローダー乗り・シクロとともに、あてのない放浪の旅を続けていた。 吸血鬼の姫リーズマリアとの出会いによって、アゼトとシクロの運命はおおきく変わりはじめる。
更新:2024/4/15
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平成最後の夏、東堂渉はダリアと東京・日比谷公園にて再会する。 ダリアに会うたび思い出すのは、家族の面影と愛した人、そして渉が「人ならざるもの」に生まれ変わったあの日の記憶――。 平成と日露戦争末期の東京を舞台に、異色の吸血鬼譚が幕を開ける。 初出:『吸血鬼作品集 VIAGGIO NOTTURNO』、2019年1月20日発行 注:作中の時代性を表現する目的で、一部現代では不適切な語句を使用しております。
更新:2020/8/22
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吸血姫は、同じ“魔族”から捨て石にされた。 死霊術師の召喚勇者は、教会から裏切られ使い捨てられた。 「もはや、魔族も人もないわ。ただ、妾たちのようにどこにも身の置き場がない者の力になりたい。今となっては、それだけが妾の望みよ」 吸血姫――ミュリーシアは、そう言った。 「それなら、ここに国を作るしかないな。新しい国をさ」 死霊術師――稲葉冬馬は、そう答えた。 二人が逃げ延びた先は、人と魔族の領域の中間にある孤島。 そこに残されていたのは、廃墟となった街と未練を残したゴーストたち。 すべてを失った吸血姫と死霊術師は、島を開拓し、人とも魔族とも交易し。 そして、ダンジョンも攻略して国作りをスタートさせる。 まだ見ぬ誰かのために、自分たち自身のために。
更新:2022/2/26
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ナイトウォーカー。夜を歩くもの。 彼らは擬態して、人間のフリをして狩りをする。 ナイトウォーカーこと吸血族を討伐するための軍事組織の予備学科の学生会長浅海潔に、密命がくだる。 さらに、義理の弟である浅海創と協力をしなければならない。 優秀な会長としてふるまいながら、吸血族を憎悪し、周りを見下す浅海潔。 そんな彼と、義理の弟と、紅茶の話。 ※2020.0726 AM1:46 キャッチコピー、紹介文を微修正。 ※※本編の修正はありません。 ※第二回こむら川小説大賞応募作品 テーマ『擬態』 ※BGM 堂本剛『濡れ鼠』 Eve『お気に召すまま」
更新:2020/7/25
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現代日本で車に轢かれて死んだ男は、黒銀の吸血鬼として異世界に渡った。 周りにいるのは無数の魔族。魔族四天王吸血公爵の息子として寄生転生した【ミケラルド】。 いきなり奴隷を食事と称され、父の部下からハーフエルフの【ナタリー】を献上され、血を吸うはめに。 ミケラルドはなんとかナタリーを助けるも、大きな陰謀が動き出す。 魔族の土地から離れ、ナタリーを人界に送り届けるため、ミケラルドは立ち上がる。 ミケラルドと出会う人間の食事を調理できるリザードマンの【ジェイル】。 魔族からも恐れられる水龍リバイアタンの【リィたん】。 人界に向かう中、判明したミケラルドの意外な能力は、なんと【魔王】と同じ能力だった。 足掻き、しかし快活に生きるおっさんの成長物語。
更新:2023/7/22
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今年から高校生になる草薙陽翔(くさなぎはると)は春休み、夜の公園に吸血鬼である夜明瑠璃(よあけるり)と出会い、その血を吸われてしまう。 翌日、瑠璃の姉である舞に拉致されて『記憶を消すか』『瑠璃の婚約者になるか』選べと言われた陽翔は、婚約者になることを選ぶ。そして瑠璃を知れば知るほど惹かれていき、吸血鬼の婚約者との日々が始まるのであった。
更新:2021/6/5
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本ばかり読んでいて目が悪く、収まりの悪い赤毛をいつも揺らしていることから、『ボサボサ赤毛の眼鏡姫』と呼ばれている貴族のお嬢様アリス。 化け物と蔑まれ、愛を知らずに育ち、いつしか吸血鬼となった少女ダキア。 ひょんなことから薄暗い森の中に迷い込んだアリスは、さ迷い歩く内に不思議な館に辿り着く。 そこはおとぎの国か、はたまたあの世の入口か、人ならざる者達の住処であった。 そして、その館の主人であるダキアと出会う。 アリスとダキアは語り合い、愛と、優しさと、真実と、怒りと、全てさらけ出す。 それは誰よりも愛情に溢れた者による、神への反逆の物語。 《ファンタジー要素ありの短編ヒューマンドラマ 25000字》
更新:2022/12/1
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