役立たずだと家族から虐げられている半身不随の姫アンジェリカ。味方になってくれるのは従兄弟のノースだけだった。 ある日、姉のジュリエッタの代わりに大陸の覇者、冷徹公の異名を持つ王マイロ・カースに嫁ぐことになる。 恐ろしくて震えるアンジェリカだが、マイロは想像よりもはるかに優しい人だった。アンジェリカはマイロに心を開いていき、マイロもまた、心が美しいアンジェリカに癒されていく。 ※短編として書いていたものが長くなってしまったので、前、中、後の三話に分けました。
更新:2023/8/3
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
勇者クリスティアンは死にかけていた。おまけに勇者の証である聖剣を紛失している。 そんな折、一人の少女が現れる。彼女は手に、勇者にしか持てないはずの聖剣を持っており、拾ったという。彼女は聖剣の「導き手」であり、次の勇者に剣を渡す役目がある。つまり近くクリスティアンは死ぬ。 しかし、そこで諦めるクリスティアンではなかった。 勇者の座も聖剣も渡すつもりがないクリスティアンは、自分こそが魔王を倒すつもりでおり、死ぬまで勇者として生きてやることを決意した。 ※短めの話です。6話です。
更新:2023/7/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
西暦二〇三一年、謎の結晶体「CE」の襲撃により、人類は緩やかに滅亡への坂を転がり落ちていた。 これは、聖剣の輝きによって地球を救った、偉大な英雄の物語――ではない。 英雄の陰に埋もれ、歴史の闇を駆け抜けた、一人の槍使いの物語。 よくあるチートハーレム系主人公の物語が、本当は陰謀にまみれていた事を、脇役の視点から真相に迫るようなお話です。 基本的には学園バトル物のノリとなっています。 ※「小説家になろう」にも重複投稿しています
更新:2016/7/20
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
大学に進学し新しい生活が始まった。 高校時代はぼっちライフを満喫し。 大学生活こそは、と。ちょっと夢見たが現実は……。 見事に初日から周りに溶け込めず気が付いたらやはりぼっち。 ある日、実家から持ってきた箱の中身を整理していたら、なぜか時刻表が。 暇つぶしに時刻表を読みだしたら――。 時刻表がきっかけで友人出来て。さらには、 「私も一緒に行きます!」 どこ行くの!?いやいやまず誰!?何が起こった!?
更新:2022/8/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
雪宮志乃が嫁いだのは、貿易を生業にしているという瀧川慶一郎という男だった。 女中なし、結納・祝言なし、盲目の祖母の世話あり。 そんな条件がある婚姻。 だが、妾腹の子である志乃は、父に逆らえず、瀧川家にやってきた。 初めて会う夫は、随分と酷薄そう。 そんな慶一郎は、さらに志乃に告げる。 「朝晩、わたしと口づけをかわすように」 夫婦なのだから、当然だろう、と彼は言うけれど。 そのくちづけにも。 瀧川家にも。 秘密があった。 架空の国の、架空の時代の物語です。 性描写ありのレイティングをつけていますが……。 そんなにきわどいのはありません。
更新:2021/4/17
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
母を亡くし、料理屋 五十鈴に引き取られていた小夏(こなつ)。 不遇な生活から抜け出せたのは、菓子屋 千寿堂の主、伊織(いおり)に見初められたから。 だけど。 結納金は、五十鈴屋にふんだくられ、意地悪な腹違いの妹は、家を出てもいじめにやって来る。 祝言を挙げたくても、なかなかお金は貯まらない。 もふもふあやかしのカワウソと子狸に助けられ、伊織に支えられながら、一生懸命、千寿堂で働く小夏のなのだが。 ある日、五十鈴屋の主人、重太郎がやって来て、「育ててもらった恩を返せ」と、さらなる金を要求。 このままじゃ、いつまでたっても、伊織との祝言があげられない!? がんばれ、小夏。金を稼げ! がまんだ、伊織! まだ、小夏に手を出すんじゃない! 祝言を挙げる、その日まで!
更新:2020/5/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。