ソシャゲで遊んでたら異世界に迷い込んでいた青年、但馬波留。剣と魔法が支配するゲームみたいな世界に困惑しつつも、現代人の知識を頼りに立身出世しようと目論むが……そこはかつて勇者が君臨していた内政チート国家だった。 空腹は満たされ清潔な衣服を纏う人々。経済的に町は潤い鉄筋コンクリートの家が建ち並ぶ。生半可な知識は通用せず、ろくな職にもつけず埋没する彼は、生き残りをかけた起死回生の策に打って出た。 「他ならぬあなただけに、特別なお話があるんです。いえいえ、怪しくなんかありません。私の故郷ではねずみ講と言うのですが……」 これは詐欺師と蔑まれ、後にソープ王と呼ばれた男の異世界サクセスストーリー。
更新:2024/2/15
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機械樹に覆われた街、シリカ・トーラスには青空がない。 昼夜の存在しない世界に生きるシリカ・トーラス市民は、人間の血に含まれる鉄分を捕食する「機序胞子」の襲撃に怯えて生きていた。血液に鉄分を含まない人型兵器「ノンフェラス」であるヒムフミ・サカイは、ある日、ノンフェラスでありながら人に近い外見を持つ女性、イナシアに出会う。機序胞子との戦いは、ヒムフミたちに幾つもの謎を提示する――機械樹とは、機序胞子とは何か。ノンフェラスとは何か。そして、ヒムフミがイナシアに惹かれて止まないのは、いったい何故なのか? これは、継承される災禍と叡知の物語。 ※残酷描写、性的描写を一部含みます。
更新:2024/4/28
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物見石は、海の中でだけ見える宝石である。 石を獲れるのは“物見石獲り”と呼ばれる地元のダイバーだけだった。 そして物見石獲りには、命綱なしで決して夜の海に潜ってはいけないという掟があった。
更新:2020/6/24
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僕こと「タロウ」はフラという少女とただ毎日、荒れ果てた大地を眺めて世間話を続けていた。 人口が増えたこと、シェルターのこと、昔にあった森林や海のこと。 退屈でもなければ楽しくもないルーティンは、タロウの欠かせない日課となった。 しかし、その日常は不意に終わる。 これは偉大なる生命の母、海を巡る少し不思議な物語。 ※ノベルデイズにも掲載中
更新:2022/6/5
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伝染病で全滅した村の生き残り、ンドゥークとレイラは北を目指して歩く。そこにかつて祖先が他の星から渡って来る時に使った「星渡りの匣」があると聞いたからだ。時が止まるというその匣に、罹患したレイラの命とふたりの未来を託すことにした夫婦だが…? お表紙は写真ACのフリー写真をお借りして文字入れしました。 National Geographicの記事を参考にしています。 2022年11月 改稿版をコバルト氷河期小説賞で「もう一歩」に入れていただきました(^ ^)v
更新:2021/1/16
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時は第二次科学戦争末期。 スラム街の極東イグルスに住む少年ショウ・マクレイア(12歳)は幼い弟妹たちのために、幼馴染のソルクスと共に少年兵として生きていく事を決意する。 これは、過酷な戦場を生き抜いた少年たちの物語。 毎週水曜0時更新中! *この小説は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 *pixv小説、ノベルアップ+にも掲載されています。 挿絵協力:野武丞
更新:2024/5/1
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木星帝国の隕石攻撃により地球の都市は破壊され、人類は移動都市に居住し逃げながら生きるようになり二十年ほどが経っていた。 4年に一度開催される移動都市レースに、ニュージャパンより若干二十四歳の女性運行長・鞘倉が新造移動都市「心晴」を率い参加。七か国が参加したこのレースで五位が期待されたが、砂嵐の影響で順位が落ちることが分かった。順位を維持するために知恵を絞る鞘倉たちであったが……。
更新:2021/9/28
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