美しい少女ノエイルは、遊牧の民。彼女には六歳までの記憶がない。 ある日、出会った旅人の青年は告げる。ノエイルは、砂漠の都市国家で信仰される水の女神の一柱なのだ、と。 自分を守る供人として遣わされた青年に、ノエイルは本当の生まれ故郷目指して旅に出ることを要請される。 全ては、雨が降らなくなった砂漠の国を救うために。姉である水の女神にノエイルが助けを求めることができなければ、国は滅ぶ。 青年にほのかな想いを抱き始めたノエイルは、彼のためにも旅立つ決意をする。 襲い来る追っ手。禁じられた女神と人間の恋。 困難に遭いながらも惹かれ合う二人は、旅先で絆を深めながら、水の女神が住まうという湖へと向かう。 ※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
更新:2020/10/18
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現役女子大生・青山 晴(あおやま はる)は、ある日突然、余命一週間であることを宣告されてしまう。 身体に害は及ぼさないが、その病気は発症してからその日に覚えたことを、次の日にはすべて忘れてしまうという症状も含んでいた。 それを受け、何よりも虚しさを抱えることとなった晴だったが、ふと一冊の本を手に取り、ある決意をする。 自身の命が残り一週間であることは敢えて記憶から消し、彼女はカメラを手に日帰りの旅を始めることに。 死ぬまでの一日一日を有意義なものにし、自分の人生を「つまらなくない」といえるものにするために。 全八話で一万文字に収まるようにしているので一話分の内容はあっさりめです。
更新:2022/1/30
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本能寺の変から四年。 無事逃げ延び、信濃に身を隠していた織田信長は、共に逃げ延びた 蘭丸の失踪を機に、安土へ戻ることを決意する。 ひとりで旅路を急ぐ信長は、道中、僧の恰好をした謎の少女に出会う。 「延暦寺から参りました、夕立と申します。 第六天魔王を討つために安土を目指しています」 骸から生まれた少女・夕立の手には、一本の打刀。 信長は、自身を「第六天魔を狙う者」と偽り、武辺優れた少女と共に旅路をゆく。
更新:2019/5/31
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人間の三大欲求である食欲、睡眠欲、性欲。 異世界に転移することになった僕はこの3つを失ったも当然の状態になってしまっていた。 食べるものすべてが吐き気を催すようなまずさになり、眠れば悪夢に魘され飛び起き、僕の息子はぴくりとも反応しない。 僕はそんな現状を打破すべく、今勤めさせてもらっている騎士団を辞め、旅に出ることにした。 なぜ僕がこの世界に来たのか。なぜ僕がこんなことになってしまったのか。それを知るために……。 ……なのに、なんかヤンデレ化した騎士団長がついてくるんですけど!?
更新:2022/3/12
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「このライトノベルがすごい!2021」(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門第5位!! 「Unnnamed Memory」の著者・古宮九時が贈る、言語を巡る異世界ロードファンタジー! === 現代日本から突如異世界に迷い込んでしまった女子大生の水瀬雫。剣と魔法が常識の世界の辺境に降り立ってしまい途方に暮れる彼女だったが、魔法文字を研究する風変わりな魔法士の青年・エリクと偶然出会う。 「――お願いします、私を助けてください」 「いいよ。でも代わりに一つお願いがある。 僕に、君の国の文字を教えてくれ」 日本に帰還する術を探すため、魔法大国ファルサスを目指す旅に出る二人。その旅路は、不条理で不可思議な謎に満ちていて。――そうして、運命は回りだした。 これは、言葉にまつわる物語。二人の旅立ちによって胎動をはじめたばかりの、世界の希望と変革の物語。
更新:2020/11/27
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「私の姉妹を探してほしいの」 アルビノの少女フィーアのそんな願いを叶えるため、主人公である【ソウルピース】プレイヤーの星宮テマリは仲間とともに、フィーアの姉妹である4人の幼女を探す旅へ!! 数年前に発売されたVRによってモンスターが動き回り、合法的に賭博が出来るVRTCG【ソウルピース】のブームによっておこった熱はやがて世界中に伝播し、世界の在り方さえ変えてしまう。 ゲームで勝てば金でも、商談でも、土地でもなんでも手に入れられる。 そんな世界の中で幼女を探していくうちにテマリ達は【ソウルピース】に隠された世界を崩壊させかねない謎に巻き込まれる。 ギャンブラーと不思議ちゃんとポンコツAIとツンデレ幼女で織り成す、人探し旅話開幕! 「狂気の沙汰ほど面白い。行くよ、マッドネスネイル・リベンジドラゴン!!」
更新:2022/2/17
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この世界には冒険者も魔物もいない。魔術は廃れ、蒸気文明が興り、しかし突然、世界は崩壊を始めた。人は結晶となって消えていく。世界は白く崩れていく。蒸気自動車の助手席にエルフの少女を乗せて、夜には道端でキャンプをして星を見上げ、焚き火で缶詰を温めて腹を満たし、生き残る人々と出会ってはすれ違うように別れて、夜明けを探してどこまでも旅をする話。 ◆ファンタジア文庫より2月20日に刊行された「さよなら異世界、またきて明日−旅する絵筆とバックパック30−」のカクヨム限定の試し読みとなります。
更新:2020/1/17
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大陸東部辺境のテルシア家に長年仕えた一人の騎士。老いて衰え、この世を去る日も遠くないと悟った彼は、主家に引退を願い出、財産を返上して旅に出た。珍しい風景と食べ物を味わう気ままな一人旅に。彼は知らない。それが大陸中で語り継がれる冒険譚の幕開けとなることを。※この小説は「小説家になろう」にも投稿しています。
更新:2018/12/24
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物心ついた時から、母と二人で旅をしていた。 各地を周り、何処に行くでもなく旅をする。 気づいたらそうだったし、何の疑問も持たなくて、ただ私は母と旅を続けていた。 しかし、母には旅をする理由があった。 そんな日々が続いたある日、母がいなくなった。 私は一人になったのだ。 誰にも触れられず、人と関わる事を避けて生きていた私が急に一人になって、どう生きていけばいいのか…… それから母を探す旅を始める。 誰にも求められず、触れられず、忘れ去られていき、それでも生きていく理由等あるのだろうか……? 私にあるのは異常な力だけ。 普通でいられるのなら、こんな力等無くていいのだ。 だから旅をする。 私を必要としてくれる存在であった母を探すために。 私を愛してくれる人を探すために……
更新:2020/2/4
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