辺境惑星アルマナイマ。 宇宙港の管制官として赴任していたアムは、ある日、龍と宇宙客船の衝突事故を目撃する。いつもの事故だと思っていたそれは予想外な展開に転がり始めて……。 海洋民セムタムと数多の龍たちが共に暮らす星で、物語は紡がれる。
更新:2019/2/2
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戦乱の大陸を捨て海に漕ぎ出した張旦は、東海の倭国に流れ着く。その地を治めていたのは若き聡明な王「イズモタケル」だった。彼の治める平安なるイズモの地でひとときの安息を得た張旦だったが、そのイズモにも戦火が迫る。大軍を率いてやってきたのは大国ヤマトの皇子「ヤマトタケル」だった。 『古事記』に語り継がれるイズモタケル伝説をもとに、古代日本を描く長編大河ドラマ。
更新:2016/12/17
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太陽も月も星もなくなってしまった、真っ暗な世界。 けれども『星油ランタン』を手に暗闇の中を旅する人々の物語。 連作短編。ふと思い出した時や、眠れない夜にでも読んでください。 ※次回更新予定日【夏までには】 ※小説家になろう、ノベルアッププラス、エブリスタでも公開しています。
更新:2024/3/31
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イーデルト・クローデリア。 それは神子の目を持つ異形の娘に与えられた名前。 神の使い子の特徴と、異界の迷い子の特徴を、一身にあわせ持つイーデルト・クローデリアは、十五になったその年に、自分がどちらであるべきなのか盟主を通して神に伺いをたてるよう両親に言われ屋敷を出た。 朝と昼の盟主に拒絶され、最後に訪れた夜の神殿で、イーデルト・クローデリアは夜の盟主に自分の在り方を尋ねる。 これは、忌み嫌われ愛される娘と、夜の現身の邂逅の一幕。
更新:2022/9/13
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今からおよそ五百年以上も前、まだ地球が宇宙の中心にあり、太陽と月とが地球の周りを回っていた時代のこと。「見えない都市」を旅したという吟遊詩人の青年がその旅の記憶を物語る―
更新:2021/3/14
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十四歳になった下級貴族の娘ウェルウィンは、行儀見習いに行くことになった。 行き先は、仙郷に住む魔女姫ミュリエルのもと。 うつくしく気高く誰へもやさしい理想の貴婦人ミュリエルにウェルウィンは憧れ、彼女のようになりたいと願う。 けれど、そんなミュリエルが何故かただ一人、憎しみに満ちた視線を向ける相手がいて――。 「ねえ、ウェルウィン。大切な人が傷つけられるとわかっていて、その相手をどうすれば憎まずにいられて?」 初出:2011年「タアタアンワ 梅雨号」/お題:『神様の雨』 ©2011 若生竜夜 Reproducing all or any part of the contents is prohibited without written permission.
更新:2018/6/5
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母に売られた幼い少女が人買いに連れてこられたのは悪名高いユニコーン牧場。希少な角を得るための贄となるはずだった彼女は過酷な狩りを生き延びる。 知恵を絞り、母の呪縛から逃れ、逆境を乗り越えた先にはたして少女の幸せはあるのか。ダークメルヘンファンタジーです。 ※イラストはみなみさん(@minami_152133)に依頼したものです。
更新:2020/2/18
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世界は色を失っていく。 本物の春が来るまでは。 十二年に一度の本物の春を祝う、色流しの祝祭。 その主役に選ばれたのは、わたしじゃなかった。 親友のイェリンと、双子の相方、アーヴィだった。 児童文学風の異世界ファンタジー。 --------------- 風土記系競作企画「祝」参加作品です。 http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku.html ※著者名は中原まなみ表記になっています。
更新:2020/12/2
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妖と人間をめぐる和漢折衷妖怪ファンタジー小説。主人公は妖の子として生を受けたものの、自らの出自に違和感を覚えており、母と人間との間で葛藤するという内容です。
更新:2019/12/15
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