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タグ:シリアス,ファンタジー

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作:とるとねん

濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記

出勤時に心筋梗塞で生涯を終えた高倉頼蔵は、農家の三男として異世界で第二の生を得る。 ウォルムという名を与えられ平穏な日常を過ごしていたが、周辺諸国と衝突を続ける祖国は国家の尖兵たる兵士の招集を続け、ウォルムも例外では無かった。 支度金という値段付けられた命は国家へと買い上げられ、徴兵されたウォルムは最前線に投入される。 平等に訪れる理不尽な死、歓喜と悲鳴が入り交じる略奪と陵辱、取れぬ死臭に濁り行く瞳、否が応でも戦場の狂気に染められ、ウォルムは平時では目覚める筈の無かった闘争の才能を開花させていく。 疲弊し痩せ細る精神を、搾りかすと化した道徳と良心を僅かな偽善で希釈させながら、酒と兵隊煙草で誤魔化す日々。 戦争も終盤に入った祖国ハイセルク帝国であったが、帝国中を震撼させる動乱が起きようとしていた。 2022年2月2日書籍第一巻発売、10月3日第二巻発売、10月17日漫画版第一巻発売。2022年2月17日少年マガジンエッジ三月号にてコミカライズ連載開始。ニコニコ静画、マガジンポケットでもコミカライズ配信中。

更新:2024/4/23

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作:ふじやま

お前が神を殺したいなら、とあなたは言った

「ナオキ、君に神を殺してほしいんだ」  現代日本で新興宗教の教祖として生計を立てていた神城ナオキは死んだ。そして彼はその罪ゆえに、無限の地獄へと送られることになった。  だがなんの手違いか、はたまた陰謀か、彼は神々が実際に存在する異世界「エルマル」に送り込まれる。神とその神官たちが支配するこの世界において、神の加護も特殊な能力も持たぬまま、ただ「神を殺せ」という使命だけをその身に帯びて。 ※異世界に転移した現代日本人が、「本当の神」を信じその恩恵を世界にもたらす教団を駆逐し、自分の教団で世界を支配していく物語です。 ※主人公はいわゆるチート的なものを一切使えません(展開がダルくなるので言語は初手から通じる方向性で)。 ※各話タイトルの後ろの(+n日)は、1つ前の話からの時間経過を示します。 ※登場人物はだいたいみんな死にます。人によっては鬱展開と感じるかもしれません(作者的には想定より全然そっち側に行かなかったなというのが所感です) ※教会内部の派閥名を見て「あっコレってアレじゃんね」と思った同胞が万が一にもいたらお声がけください

更新:2018/11/8

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作:猫

人違いです。

[攻]敵国の賢王×[受]忠義の騎士 *基本総愛されです  長年険悪な状態が続いている我らがフィオーレ王国と隣国のヘイデル王国。両国は、この度長引く戦いに1度終止符を打つべく停戦協定を結ぶこととなった。  そして、国力的にも、戦況的にも不利な状況にあったフィオーレ王国は、ヘイデル王国の要求に応じ、第3王子を向こうの第1王子の側妃候補として(一応は留学という名目だが、実質人質のようなものだ)、送り出すこととなる。当然、第3王子付きの護衛騎士であった俺も、ともにヘイデル王国に向かわねばならず。 「――――セレネ?」  どうやら俺は、ヘイデル国王陛下がかつて最も気に入っていたという騎士に、顔がそっくりであるらしい。 王城編終了。 学園編終了。 本国編、始動。 表紙絵:萩森じあ様(@jirujiaru826)に有償にて描いて頂きました。本当にありがとうございます。 ※話数の横に(※)がついているものは、キス以上の性的表現が含まれています。ご注意ください。 ※女性キャラも主要人物として普通に登場します。苦手な方は申し訳ございません。 ※Twitterの方で、本編の軽い伏線や本編には登場しないちょい設定などを不定期更新していきます。キャラ同士の関係性についての設定など、リクエストなども受け付けておりますので、良ければフォローお願いいたします。 ※この物語には、違法行為、残酷な表現、性的な表現が数多く含まれますが、そのような行為を推進、助長するような意図は一切ございません。

更新:2022/1/23

4.75
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作:ロケット商会

勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録

全員が性格破綻者で構成される、懲罰勇者部隊の刑務記録。 世界史上最悪のコソ泥、詐欺師の政治犯、自称・国王のテロリスト、成功率ゼロの暗殺者―― 彼らを率いる《女神殺し》の重犯罪者、ザイロ・フォルバーツは、今日も無茶な作戦に投入される。 その任務の最中、深刻な盗癖を持つ仲間が、一つの死体が入った棺桶を盗んでくる。 ……だが、その棺桶の中に入っていたのは死体ではなく、《女神》であった。 いかにして彼らが魔王現象と戦い、また恩赦を勝ち取ったか。 【2022/8/17 書籍3巻発売します。2巻まで発売中。大幅加筆のため、更新が滞って申し訳ありません。  ご不便をおかけしておりますが、書籍版も手に取っていただけると嬉しいです】       ◆ 勇者刑とは、もっとも重大な刑罰の名前である。 少なくとも、連合行政室はそう定めている。 最悪の罰とも称されることがある。 魔王現象との戦いの最前線に立ち、死ぬことすら許されず戦い続ける。 この罰に刑期はない。 たとえ百年間戦い続けようが、許されることはない。 唯一、魔王根絶時の恩赦が規定されているのみだ。 ――そして、すべての魔王の根絶というのは夢物語でしかない。       ◆ 【登場人物について】 >懲罰勇者9004隊 ザイロ……主人公の雷撃兵。元・聖騎士だったが追放された。罪状は『女神殺し』。 ドッタ……偵察兵。天才的なコソ泥。罪状は『窃盗』。 ベネティム……指揮官。詐欺師の政治犯。罪状は『国家への反逆』。 ノルガユ……工兵。自分のことを国王だと思い込んでいる。罪状は『大量殺戮』。 タツヤ……重歩兵。自我がないので詳細不明。罪状不明。 ツァーヴ……狙撃兵。成功率ゼロの暗殺者。罪状は『殺人』。

更新:2023/5/21

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作:美風慶伍

旋風のルスト ~逆境少女の傭兵ライフと、無頼英傑たちの西方国境戦記~

【お知らせ】【一二三書房WEB小説大賞金賞受賞!】 《新・旋風のルスト:公開中です!》 <⇩あらすじ>────────────────── 『私は家畜にはならない。たとえ飢えて痩せ衰えても、自らの意思で荒野を歩む狼の生き方を掴み取る!』 ■17歳の銀髪・碧眼の美少女ルストは重い病の母の治療費のために傭兵として懸命に働いていた。屈強な男たちと肩を並べて戦うが、女性としても小柄であり、実績も無く、名前も売れていないルストは傭兵として仕事を得るのも困難を極めていた。  だが、諦めない前向きな心を持つルストは、ついに未来へとつながる大きなチャンスを掴む。 『小隊長を任されたエルスト・ターナーです。よろしくお願い致します!』 ■そんなルストは、女の子故に腕っぷしや武力では屈強な男たちには敵わない。だが優れた洞察力と包容力と指導力、そして精霊科学『精術』を武器に困難な事態を次々に打ち破り、人々のために確かな明日へと繋がる未来を切り開いていく。 『みなさん! これは困難ではありません! 千載一遇のチャンスです!』 ■気高さに溢れた美少女傭兵が、精霊科学の残る悠久の大地フェンデリオル国で砂漠の大帝国と戦い、人々を幸せへと導く!  孤独な道を歩んでいた一人の少女が、傭兵となり救国の英雄となり、幸せの絆を取り戻すロマン溢れるサクセスストーリー! 《お知らせ》 【書籍版旋風のルスト 第2巻 3月25日 発売開始!】 【書籍版旋風のルスト 既刊第1巻 好評発売中!】 【一二三書房WEB小説大賞金賞受賞いたしました、ありがとうございます!】 ──────────────── 表紙画 ルストイラスト作画:三ツ葉きあ様

更新:2023/6/12

3.1
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作:葉霜雁景

友士灯―ともしび― 探求編

 花街の自警団に所属する少女、志乃は妖雛(ようすう)――人間でありながら、妖怪でもある希少な存在。人外由来の能力を持つが、それ故に人と同じ場所にいることができなくなる彼ら彼女らは、道具として都に徴兵され、人を脅かす〈物の怪〉と呼ばれる異形と戦わなければならなかった。  畏怖も忌避も、道具と見なされることも笑ってあっさり受け入れ、徴兵の日を待っていた志乃だが、他者から「先生」と仰がれる初老の男性、直武の旅に同行することが急遽決まる。その旅は、志乃を片割れと称し斬り合ったもう一人の妖雛、境田芳親を育てるための旅でもあった。 「君たちは、意思なく志も無い道具ではない。人間だ。だからこそ、灯火を得て進まなければならない。掴みとりたいものと、そこまでの道を照らす灯火を見つけなさい」  ――進む道を照らす火は、自分で灯さなければならない。  これは、空虚な半妖の少年少女が心の灯火を得るまでの物語。  そして。  最幸の殺し合いができるお互いを友とし、けれど人の側にいるべく欲を封じ苦悩する二人の、黄昏と灯明の和風ファンタジー成長譚。 ※他サイトでも公開しています ※登場人物および各章のあらすじ、地名、用語一覧はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055595184174

更新:2024/2/12

4.5
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